「加賀稲荷神社」は、すぐそばを首都高速川口線が走り、埼玉県川口市との県境に近い場所にある神社だ。
祭神は宇迦之御魂命。元々はこの地に住む浅香家の氏神であったのを、嘉永の頃(1848~1854)に加賀の守護神にしたのが始まりと言われている。風病にご利益があるとされ、古くから県をまたいで訪れる参拝者も多い。
境内の広さは234㎡。逆三角形の形をしているのが珍しい。もともとは四角形だったが、区画整理によって縮小し、現在の形になった。この区画整理により社殿を昭和60年(1985)に改築、手水石や狐像なども新調された。
加賀稲荷神社の前には、道を挟んで境外末社の「加賀天満宮」がある。赤い鳥居が目立つ同神社は、区画整理の影響を受け、昭和57年(1982)に現在地に移築された。立地上、入口が西側になってしまったが「天神様なので社殿は東向きにした方がよい」と参道が逆U字型になっているのが特徴だ。
【交通】日暮里・舎人ライナー「西新井大師西駅」下車、バス「江北六丁目団地」から「加賀団地経由・日暮里駅前」行きで「加賀」下車徒歩約3分
写真上/2月には初午祭が行われる
下/レンガ台の上に社殿が建つ加賀天満宮
祭神は宇迦之御魂命。元々はこの地に住む浅香家の氏神であったのを、嘉永の頃(1848~1854)に加賀の守護神にしたのが始まりと言われている。風病にご利益があるとされ、古くから県をまたいで訪れる参拝者も多い。
境内の広さは234㎡。逆三角形の形をしているのが珍しい。もともとは四角形だったが、区画整理によって縮小し、現在の形になった。この区画整理により社殿を昭和60年(1985)に改築、手水石や狐像なども新調された。
加賀稲荷神社の前には、道を挟んで境外末社の「加賀天満宮」がある。赤い鳥居が目立つ同神社は、区画整理の影響を受け、昭和57年(1982)に現在地に移築された。立地上、入口が西側になってしまったが「天神様なので社殿は東向きにした方がよい」と参道が逆U字型になっているのが特徴だ。
【交通】日暮里・舎人ライナー「西新井大師西駅」下車、バス「江北六丁目団地」から「加賀団地経由・日暮里駅前」行きで「加賀」下車徒歩約3分
写真上/2月には初午祭が行われる
下/レンガ台の上に社殿が建つ加賀天満宮