足立朝日

常磐線・JR北千住駅120年 足立学園吹奏楽部が演奏

掲載:2016年7月5日号
 6月11日(土)・12日(日)、JR北千住駅南口コンコース外で、「常磐線・北千住駅120周年記念プレイベント」が開催された。北千住駅(菊池貢駅長)は1896(明治29)年12月25日に、日本鉄道土浦線の田端駅(北区)~土浦駅(茨城県土浦市)の開通に合わせて開業、今年で120周年を迎える。
 12日には足立学園中学・高校(寺内幹雄校長)の吹奏楽部による音楽会が、午前と午後の2回開かれた。鉄道にゆかりのある「世界の車窓から」のテーマ曲を皮切りに、「銀河鉄道999」「MY WAY」など、駅社員のリクエストを中心に5曲を演奏。
 「恋するフォーチュンクッキー」では、部員たちと同校OBでJR北千住駅社員の美濃秀至さん(30)、松戸地区のキャラクター「まつなし」くんが「KSJ48」を結成。ぶっつけ本番とは思えない息のあったダンスを披露し、集まった聴衆を沸かせた。美濃さんはその後も率先してアンコールの声を上げるなど後輩をバックアップ、「拍手ももらって、うれしいですね」と破顔した。
 南口コンコースは10年前につくばエクスプレス開業時に新設されたもので、同校吹奏楽部はその当時も開業祝いに演奏している。飯山泰介顧問は「節目に呼んでいただけて、貴重な体験ができた。今後もいい音楽を届けたい」と語った。

写真/「KSJ48」による息の合ったダンスも=JR北千住駅南口で