日本のホテルを世界へ
入江洋介さんは、5月末、NHKの「おはよう日本」に登場した。昨年12月、西新井駅東口にあったビジネスホテルの「パインヒル」を、外国人向けの「エンブレムホステル西新井」に大変身させ、宿泊の外国人を地域のお祭りや商店街に誘ってワークショップを実施するなど、大成功させている青年実業家だ。
入江さんは、大学卒業後、大手不動産会社に入社。その後、外資系不動産会社、アメリカのコーネル大学でホテル経営を学び、ホテルコンサルタントを3年半やった後に起業した。
「私は元々バックパック旅行が趣味で、これまでに40カ国以上を訪ねています。ですから、ホステル事業を日本で展開できないか、と考えたんです」と入江さん。「ホステル」とは、欧米で盛んな相部屋で安く宿泊できる施設のこと。
入江さんは、練り上げたビジネスプランを持って、不動産会社を回った。そして「ホテルパインヒル西新井」を買収した不動産大手の「レーサム」と出合い、管理・運営を任された。「これは面白い。ホテルからホステルに変える例を作りたい、と思いました」と入江さん。
開業した「エンブレムホステル西新井」は8階建て、180人収容で、2階にレストランを併設。1泊3000円~4000円とあって、ネットで予約が相次ぎ、大繁盛。月約4300人が利用。その内訳は欧米人60%、アジア人30%、日本人10%。
同ホステルは「出会いと交流」がコンセプトで、ゲスト(宿泊者)と地域をつなげることに全力を上げている。
「トヨタやソニーは世界展開して有名だけど、世界に展開している日本のホテル会社はないんです。私はそれを目指したい」。とてつもなく『大きな夢』を持つこの青年は頼もしい。
【メモ】「エンブレムホステル西新井」は、梅島3‐33‐6、TEL5845・3490。ホームページは同名で検索。
入江洋介さんは、5月末、NHKの「おはよう日本」に登場した。昨年12月、西新井駅東口にあったビジネスホテルの「パインヒル」を、外国人向けの「エンブレムホステル西新井」に大変身させ、宿泊の外国人を地域のお祭りや商店街に誘ってワークショップを実施するなど、大成功させている青年実業家だ。
入江さんは、大学卒業後、大手不動産会社に入社。その後、外資系不動産会社、アメリカのコーネル大学でホテル経営を学び、ホテルコンサルタントを3年半やった後に起業した。
「私は元々バックパック旅行が趣味で、これまでに40カ国以上を訪ねています。ですから、ホステル事業を日本で展開できないか、と考えたんです」と入江さん。「ホステル」とは、欧米で盛んな相部屋で安く宿泊できる施設のこと。
入江さんは、練り上げたビジネスプランを持って、不動産会社を回った。そして「ホテルパインヒル西新井」を買収した不動産大手の「レーサム」と出合い、管理・運営を任された。「これは面白い。ホテルからホステルに変える例を作りたい、と思いました」と入江さん。
開業した「エンブレムホステル西新井」は8階建て、180人収容で、2階にレストランを併設。1泊3000円~4000円とあって、ネットで予約が相次ぎ、大繁盛。月約4300人が利用。その内訳は欧米人60%、アジア人30%、日本人10%。
同ホステルは「出会いと交流」がコンセプトで、ゲスト(宿泊者)と地域をつなげることに全力を上げている。
「トヨタやソニーは世界展開して有名だけど、世界に展開している日本のホテル会社はないんです。私はそれを目指したい」。とてつもなく『大きな夢』を持つこの青年は頼もしい。
【メモ】「エンブレムホステル西新井」は、梅島3‐33‐6、TEL5845・3490。ホームページは同名で検索。