荒川と隅田川に挟まれた小台・宮城地域は、工場や住宅が建ち並ぶ地域でお店は少ない。それでも、歩いてみると新しいお店を発見。今回は「小台・宮城周辺」を散歩してみよう。
A水をきれいにして環境を守っています
足立区と北区の区境に流れる隅田川沿いに広大な施設がある。11万2492㎡と東京ドーム約2・4個分のこの施設は、東京都下水道局が管理する「みやぎ水再生センター」(宮城2-1-14、TEL3919・7001)だ。
足立区の一部と北区の大部分などの地域の下水処理を行い、健康な生活と環境を守るために日々約60名のスタッフが働いている。処理されてきれいになった水は隅田川へ放流され、川の水質を守っている。
同センターは昭和37年(1962)に小台処理場の名前で運転開始され、平成16年(2004)に宮城地域にあることと親しみやすいイメージが出るようにと現在の名称に変更された。
予約をすることで施設見学をすることもできる。平日のみだが、ぜひこの機会に下水からきれいな水になるまでの仕組みを見学しに出かけてみては。また、東側の水処理施設の上が公園になっていて、ゲートボールなどができる多目的広場とバスケットボールなどが楽しめるアクティブスポーツ広場になっている。
【施設見学の受付・問合せ】TEL3241・0944(平日午前9時~午後5時)
【交通】「北千住駅西口」からはるかぜ「小台・宮城循環」で「みやぎ水再生センター前」下車すぐ
Bボリューム満点の中華料理!
小台・宮城地域の人たちが日々通うスーパー「コモディイイダ小台店」のすぐそばに、今年6月に「中華ダイニングのんのん家」(小台2-23-10、TEL4283・6881)が開店した。豊富なメニューとリーズナブルでボリューム満点の中華料理に、早くも評判を呼んでいる。
特にランチは、メイン料理にライス、サラダまたは漬物、スープ、杏仁豆腐が付いて680円~と大好評。特にオススメは、麻婆豆腐、香港風レバー炒め、上海焼きそばなど。残っても持ち帰り出来るのも嬉しいサービスだ。9月からは「フカヒレ炒飯」「魚の甘酢かけ」「魚団子スープ鍋」といった新メニューも登場するので、お楽しみに!
店内はカウンター、テーブル、座敷と全49席で広々。コース料理も可能なので忘年会や新年会にも持って来い。ぜひ利用してみては。※全て税込み。
★「足立朝日を持参」で9月末までドリンク1杯サービス
【営業時間】午前11時~午後3時、5時~11時、木曜定休
【交通】「江北駅前」から都営バス「東京駅丸の内北口」か「駒込病院前」行きで「宮城都営住宅前」下車すぐ
C自家焙煎のコーヒーはいかがですか?
荒川商業高校のそばに2年半前にオープンしたコーヒー屋「ブリュッケ」(小台2-17-11)。地元出身のプログラマー兼バリスタの杉浦俊介オーナー(34)が、おいしいコーヒーを安く提供してくれると人気のお店だ。
店名のブリュッケとは、ドイツ語で橋のこと。何かと何かをつなぐのが橋。コーヒーをきっかけに何かに出会ってもらいたいという想いが込められている。
同店では自家焙煎でスペシャルティコーヒーを扱っていて、店頭で約6種類の豆の中からコーヒーを注文できる。豆売りは、全て150g1000円。店内は15席あり、コーヒー(400円※アイスはプラス50円)のほか、バタートースト(400円)やチーズケーキ(400円)などの軽食もある。
また、不定期で演奏会や展示会、勉強会なども店内で開催している。9月18日(日)~10月2日(日)には、神楽岡久美さんによる写真展「光を摘む-光の記録-」を開催。コーヒーを飲みながら、観賞してみては。
杉浦オーナーは「お店の前にはロードバイクスタンドも設置しています。休日の散歩がてら、ぜひお立ち寄りください」と話す。※全て税込み。
★「足立朝日を見た」で9月末まで100円引き
HP
【営業時間】午後2時半~9時(水~金)、午後1時~7時(土日祝)、月火定休
【問合せ】Eメール
【交通】「北千住駅西口」からはるかぜ「小台・宮城循環」で「小台一丁目」下車すぐ
Dしまや出版
江北橋の脇に、足立ブランド認定企業の一つ「㈱しまや出版」(宮城2-10-12、TEL5959・4320)がある。同社は、区内唯一の同人誌専門企業で、来年創業50年を迎える老舗企業だ。
同人誌というと漫画やアニメのイメージが強いが、小説や詩集など幅広く、年間6000件もの同人誌を世に送り出している同社には幅広い世代の作家が、日々作品を持ち込みにやって来る。
そんな中、最近力をいれているのが「自分史」の製作。「自分史といっても本人についてだけではなくペットや孫のことなどお気軽にご相談ください」と小早川真樹社長(44)は話す。秋からは絵本作家の協力のもと「絵本で自分史作り」を進めている。結婚式や記念日などの思い出作りの一つに検討してみてはいかが。
そのほか、小早川社長は「今後は世界の同人作家にもメイドインジャパンの同人誌製作を」と熱く語る。今や日本の漫画やアニメは世界にファンがいて、先日のリオ五輪閉会式でも日本のPRにドラえもんやキャプテン翼が登場して会場を沸かせていた。世界にいる一人でも多くの人たちに日本の出版技術のすばらしさをPRしていきたいと夢は膨らむ。HP
【営業時間】午前9時~午後6時、日祝定休
【交通】「北千住駅西口」から都営バス「王子駅前」行きで「宮城土手上」下車徒歩2分
写真A-1/みやぎ水再生センター
A-2/しっかり密閉されている水処理施設
B-1/魚団子スープ鍋(上)、フカヒレ炒飯(右下)、魚の甘酢かけ(左下)
B-2/提灯が目印
C-1/店前のバイクスタンド
C-2/オシャレな店内
D-1/「お気軽にご相談ください」と小早川社長
D-2/初心者でも安心の入稿ガイドもある
A水をきれいにして環境を守っています
足立区と北区の区境に流れる隅田川沿いに広大な施設がある。11万2492㎡と東京ドーム約2・4個分のこの施設は、東京都下水道局が管理する「みやぎ水再生センター」(宮城2-1-14、TEL3919・7001)だ。
足立区の一部と北区の大部分などの地域の下水処理を行い、健康な生活と環境を守るために日々約60名のスタッフが働いている。処理されてきれいになった水は隅田川へ放流され、川の水質を守っている。
同センターは昭和37年(1962)に小台処理場の名前で運転開始され、平成16年(2004)に宮城地域にあることと親しみやすいイメージが出るようにと現在の名称に変更された。
予約をすることで施設見学をすることもできる。平日のみだが、ぜひこの機会に下水からきれいな水になるまでの仕組みを見学しに出かけてみては。また、東側の水処理施設の上が公園になっていて、ゲートボールなどができる多目的広場とバスケットボールなどが楽しめるアクティブスポーツ広場になっている。
【施設見学の受付・問合せ】TEL3241・0944(平日午前9時~午後5時)
【交通】「北千住駅西口」からはるかぜ「小台・宮城循環」で「みやぎ水再生センター前」下車すぐ
Bボリューム満点の中華料理!
小台・宮城地域の人たちが日々通うスーパー「コモディイイダ小台店」のすぐそばに、今年6月に「中華ダイニングのんのん家」(小台2-23-10、TEL4283・6881)が開店した。豊富なメニューとリーズナブルでボリューム満点の中華料理に、早くも評判を呼んでいる。
特にランチは、メイン料理にライス、サラダまたは漬物、スープ、杏仁豆腐が付いて680円~と大好評。特にオススメは、麻婆豆腐、香港風レバー炒め、上海焼きそばなど。残っても持ち帰り出来るのも嬉しいサービスだ。9月からは「フカヒレ炒飯」「魚の甘酢かけ」「魚団子スープ鍋」といった新メニューも登場するので、お楽しみに!
店内はカウンター、テーブル、座敷と全49席で広々。コース料理も可能なので忘年会や新年会にも持って来い。ぜひ利用してみては。※全て税込み。
★「足立朝日を持参」で9月末までドリンク1杯サービス
【営業時間】午前11時~午後3時、5時~11時、木曜定休
【交通】「江北駅前」から都営バス「東京駅丸の内北口」か「駒込病院前」行きで「宮城都営住宅前」下車すぐ
C自家焙煎のコーヒーはいかがですか?
荒川商業高校のそばに2年半前にオープンしたコーヒー屋「ブリュッケ」(小台2-17-11)。地元出身のプログラマー兼バリスタの杉浦俊介オーナー(34)が、おいしいコーヒーを安く提供してくれると人気のお店だ。
店名のブリュッケとは、ドイツ語で橋のこと。何かと何かをつなぐのが橋。コーヒーをきっかけに何かに出会ってもらいたいという想いが込められている。
同店では自家焙煎でスペシャルティコーヒーを扱っていて、店頭で約6種類の豆の中からコーヒーを注文できる。豆売りは、全て150g1000円。店内は15席あり、コーヒー(400円※アイスはプラス50円)のほか、バタートースト(400円)やチーズケーキ(400円)などの軽食もある。
また、不定期で演奏会や展示会、勉強会なども店内で開催している。9月18日(日)~10月2日(日)には、神楽岡久美さんによる写真展「光を摘む-光の記録-」を開催。コーヒーを飲みながら、観賞してみては。
杉浦オーナーは「お店の前にはロードバイクスタンドも設置しています。休日の散歩がてら、ぜひお立ち寄りください」と話す。※全て税込み。
★「足立朝日を見た」で9月末まで100円引き
HP
【営業時間】午後2時半~9時(水~金)、午後1時~7時(土日祝)、月火定休
【問合せ】Eメール
【交通】「北千住駅西口」からはるかぜ「小台・宮城循環」で「小台一丁目」下車すぐ
Dしまや出版
江北橋の脇に、足立ブランド認定企業の一つ「㈱しまや出版」(宮城2-10-12、TEL5959・4320)がある。同社は、区内唯一の同人誌専門企業で、来年創業50年を迎える老舗企業だ。
同人誌というと漫画やアニメのイメージが強いが、小説や詩集など幅広く、年間6000件もの同人誌を世に送り出している同社には幅広い世代の作家が、日々作品を持ち込みにやって来る。
そんな中、最近力をいれているのが「自分史」の製作。「自分史といっても本人についてだけではなくペットや孫のことなどお気軽にご相談ください」と小早川真樹社長(44)は話す。秋からは絵本作家の協力のもと「絵本で自分史作り」を進めている。結婚式や記念日などの思い出作りの一つに検討してみてはいかが。
そのほか、小早川社長は「今後は世界の同人作家にもメイドインジャパンの同人誌製作を」と熱く語る。今や日本の漫画やアニメは世界にファンがいて、先日のリオ五輪閉会式でも日本のPRにドラえもんやキャプテン翼が登場して会場を沸かせていた。世界にいる一人でも多くの人たちに日本の出版技術のすばらしさをPRしていきたいと夢は膨らむ。HP
【営業時間】午前9時~午後6時、日祝定休
【交通】「北千住駅西口」から都営バス「王子駅前」行きで「宮城土手上」下車徒歩2分
写真A-1/みやぎ水再生センター
A-2/しっかり密閉されている水処理施設
B-1/魚団子スープ鍋(上)、フカヒレ炒飯(右下)、魚の甘酢かけ(左下)
B-2/提灯が目印
C-1/店前のバイクスタンド
C-2/オシャレな店内
D-1/「お気軽にご相談ください」と小早川社長
D-2/初心者でも安心の入稿ガイドもある