足立朝日

「横引きシャッター」が 「煌くオンリーワン・ナンバーワン企業」に

掲載:2016年9月5日号
 これまでの常識を破って開発された「上吊り式横引きシャッター」で足立ブランド企業に認定されている「㈱横引きシャッター」(市川慎次郎社長、綾瀬6‐38‐7)が、このほど「煌くオンリーワン・ナンバーワン企業」に選出され話題を呼んでいる。
 これは、このほど産経新聞生活情報センターが企画、ぎょうけい新聞社(大阪)が発行した書籍「21世紀を拓くエクセレントカンパニー 2016年版」17社のうちの1社として同社が取り上げられているもの。
 同社は、それまで主流だった下引き(下おろし)でコロ付き(下コロ式)の問題点を克服するために研究開発を重ね、「上吊り式」の横に引くシャッターを商品化。パテントも持ち、この分野では他社の追随を許さない。
 この本の中で市川社長(40)は「『お客様よし』『会社よし』『社員よし』の三方よしのウィン&ウィンの世界が大切」と力説している。
 同社の好調さを証明するような出来事が最近あった。市川社長がたまたま営業で飛び回っていた8月某日、日本橋高島屋の1階正面に防火・防煙の電動式横引きシャッターを発見!
 しかも、デパートの建物のキレイな曲線に合わせ、シャッターも全体的にカーブ。「デパートの顔となる所に、うちのシャッターが採用されている!と興奮しました」と市川社長。
 シャッターは閉まった後に活躍する製品。なかなか普段目にする機会は少ないだけに、同社長も初見参となった次第。
【メモ】㈱横引きシャッターは、TEL3628・4500。この本は、1500円+税、発売元は「浪速社」TEL06・6942・5032

写真上/「煌くオンリーワン・ナンバーワン企業」の表紙と社長が縦横に語る中頁
下/日本橋高島屋の正面に使われている同社のシャッター(市川社長撮影)