足立朝日

上方落語初! 桂文枝・三四郎「親子会」

掲載:2016年9月5日号
 イケメン上方落語家として東京で活躍する桂三四郎が、かめありリリオホールで師匠の桂文枝と念願の「親子会」を開く。
 ここ最近、若者間の「落語ブーム」は凄まじいものがある。池袋演芸場、新宿末広亭、鈴本演芸場、国立演芸場、浅草演芸ホールなどお馴染みの小屋のみならず、今や都内各所に落語カフェなるものがあり、ご贔屓の落語家の噺を聴くために、どこも長蛇の列ができる風景は珍しくない。
 その中でも、著名な演芸作家を「上方落語で一番面白い!」と言わしめた三四郎の実力が光る。出囃子に乗ってゆったりと現れる姿は、既に大物感全開! 時には女性ファン「きゃあ~っ!」の声付き大拍手に迎えられる。昨年、インドネシアのジャカルタで、落語家として初の「桂三四郎独演会inジャカルタ」を、国際交流基金センター、インターコンチネンタルジャカルタ、グランドハイアットジャカルタで公演し、大成功を納めた。繊細であるが物怖じしない性格で、現地ファンを新たに開拓。豊かなサービス精神を惜しみなく込めた噺は、国内外で大評判となっている。
 普段、「親子会」を行わない文枝にとっても初体験。果たして三四郎は、愛弟子として自身の成長を師匠に見せられるか!? 師匠への恩返しとなる現場を、ぜひご覧あれ!
【日時】10月14日(金)午後6時30分
【場所】かめありリリオホール(亀有駅前イトーヨーカドー9階)
【料金】4500円、会員割引あり
【チケット】TEL5680・3333