足立朝日

千住芸術村&mama千住主催 子どもたちがオリジナルのパステル作り

掲載:2016年9月5日号
 千住芸術村(千住旭町35‐3)で8月23日(火)、3歳~小学生対象のイベント「パステル王国を描こう」が開かれた。
 古民家改装やアートイベントの運営などを行っているNPO法人千住芸術村(加賀山耕一代表)と、「mama千住」との共催。mama千住は、「ベビーダンス&育児サークル抱っこっこクラブ」主宰の山本亜紀子さんと石場晃子さんが実行委員長を務めるママフェス。
 今回のイベントは、保育士を目指して勉強中のグラフィックデザイナー・粂絵梨さん(28)が、造形ワークショップを通した子育て支援として企画。3回に分けて30組の親子が参加した。
 水を混ぜると固まる粉状の石膏に好きな色の絵の具を混ぜ、製氷用の型に流し込んでオリジナルのパステルを作るというもの。子どもたちはラメや別の色のパステル片を入れるなど夢中。前の回に参加した子が、新しい参加者の子に作り方を教えてあげるなど、微笑ましい光景も。
 オリジナルパステルは完全に乾いて固まるまで数日かかるため、作り終えた後はあらかじめ用意されたパステルを使って、スタッフ手製のお城型のボードで自由にお絵かきを楽しんだ。

写真/好きな色を混ぜてパステルを作る子どもたち=千住芸術村で