足立朝日

日本盆景協会が 創立100周年 記念大会

掲載:2016年10月5日号
 青井4丁目に本部がある「日本盆景協会」(杉原景月会長)が、9月11日(日)、江東区にある清澄庭園大正記念館で「創立100周年記念大会」を開催。11月1日(火)~23日(水・祝)に日比谷公園陳列場で行われる「世界の絶景100選」の成功を誓い合った。大会には、約50人が参加。杉原会長(85)が「100年の歩み」をスライドを使いながら振り返った後、青山学院大学名誉教授でロシア問題評論家の寺谷弘壬副会長(78)が「世界的な広がりを持つ盆栽と盆景」と題して講演。その後、渡辺一山、石橋嘉山、渡辺景水の3氏が盆景の競演を行った。
 盆景は、小さなお盆や額、板などの上に景色を立体的に再現する芸術。3氏は化土という黒土で形を作った後、様々な色の色粉をふりかけたり、神社などの飾りを配置して、約30分で見事な景色を完成させた。
 「世界の絶景100選」は、杉原会長や会員たちが腕によりをかけて作った日本の絶景50点を軸に、北米-南米、欧州-アフリカ各25点が並ぶ。
【問合せ】TEL3849・2475、TEL3887・2550杉原

写真上/渡辺景水さんがこの日作った盆景
下/記念撮影=清澄庭園大正記念館で