足立朝日

足立新田高校男子バレー部 春高バレー出場賭けて4強決戦 11月19日(土)

掲載:2016年11月5日号
 足立新田高校(青木永二校長)の男子バレー部(益永康裕顧問)が11月19日(土)、全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)出場を賭けて決戦に挑む。
 同校は9月11日(日)に行われた都大会一次予選で、駒大高を接戦で下して4強の座を手にした。他3校は東洋、駿台学園、東亜学園で、いずれも手ごわい相手だ。
 私立の強豪がひしめく東京都で、足立新田高校は上野高校と並ぶ公立校の2強。関東大会予選では早稲田実業に勝って予選ベスト8で関東大会に5年連続出場。また、インターハイ予選の代表決定戦では、駿台学園、東亜学園に敗れたものの、安田学園にフルセットで勝利し、東京都3位に入賞した。
 今年は身長170㎝台の選手が多く小柄なチームだが、「レシーブなどつなぎの細かいプレーができる選手が多い」と益永顧問。伝統の「粘り強さと泥臭さ」がチームの持ち味だ。
 エースの島田涼太くん、セッターの竹島樹生くんとともに、支柱としてチームをまとめるキャプテンの神田智大くん(3年/九中出身)は、「拾って切り返しながら攻撃するチーム」と分析。目標である春高バレー出場を賭けた代表決定戦に向けては「どのチームも格上なので、挑む気持ちでやっている」。試合前だけでなく、練習の紅白戦前でも円陣を組み、日々チームの気合いを高めている。「高校から伸びてきてみんな頑張っているので、ぜひ応援してほしい」と神田キャプテン。
 都立校の春高バレー出場が決まれば歴史に残る快挙となる。みんなで応援しよう。
◆全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)東京都代表決定戦=11月19日(土)、墨田体育館

写真/雑草パワーで都立校の星を目指す=足立新田高校体育館で