足立朝日

《新春》西新井寄席 「林家たけ平独演会」

掲載:2016年12月5日号
 林家正蔵門下の足立区の星・林家たけ平が来春、西新井文化ホールの舞台を飾る。題して「祝!真打昇進記念落語会《新春》西新井寄席 林家たけ平独演会」(主催=東京労音/ギャラクシティ指定管理者 あだち未来創造ネットワーク)。
 今年の2月に帝国ホテルで「真打昇進披露」を行い、3月より各会場で同披露興行を行ってきたが、同公演をもって終了。その最後の興業かつハッピーな初笑いの地として、自身が生まれ育った足立区を選んだことで、たけ平の足立区への深い想いが垣間見られる。
 当日は、一子相伝の声帯模写を父・江戸家猫八から受け継いだ江戸家子猫と、たけ平同様、足立区在住の太神楽曲芸の鏡味仙志郎も登場。たけ平が愛を込めて「ジイサン」と呼ぶ祖父の影響で、昭和歌謡曲に造詣が深いように、二人も独自の体験を芸の肥やしに。子猫は各地の動物園を巡りながら、サイ、カバなどあまり鳴き声を知られていない動物の鳴き声も習得。仙志郎は、太神楽の大御所・鏡味仙三郎を父に持ち、ラオス・カンボジア・イギリス・ドイツなど海外公演の経験が豊富。
 二人のサラブレッドの協力を得て、たけ平が新春の舞台を明るく艶やかに彩る。必見!
【日時】1月15日(日)午後2時【場所】ギャラクシティ西新井文化ホール【料金】2500円、足立区民(在住・在勤・在学)2300円、西新井文化ホール友の会2000円
【チケット】TEL5242・8161(ギャクシティ)、047・365・9960(Ro-Onチケット)

写真上/林家たけ平
中/江戸家子猫
下/鏡味仙志郎