撮影/青山仁子さん=主婦、大谷田4丁目在住
「ここはもう、ウチの庭だと思っています」と、写真を撮った青山さんは笑う。そう、青山家の目の前は大谷田公園だ。春夏秋冬、季節の移り変わりがリアルタイムで進行していく。
今は、紅葉がちょうどピークを迎えていて「絵に描いたような美しさ」。最近は、モミジの木の下に苔が生えるようになって、「まるで京都の気分ですよ」と青山さんは満足気だ。
ここ大谷田公園は、昭和40年(1965年)に開園した広さ約1万6200㎡もある広い公園。昨年がちょうど開園から半世紀の記念すべき年だった。青山さん家族がここに引っ越してきた約30年ほど前には、公園の真中に池があり、おたまじゃくし、フナ、ゲンゴロウ、イモリまでいて、子どもと一緒によく遊んだそうだ。梅園が整備されたのは、その後のことで、寒紅梅、冬至梅など10数種類、約150本の梅の木が植えられ、今では区内一の「梅の名所」になっている。
梅園では今月いっぱい園路の改修が行われている。また、人気のバーべキュー室も一部整備されて、こちらは使用月の2カ月前から予約受付中(TEL3620・1256)。
【交通】北綾瀬駅から徒歩12分
【問合せ】 TEL3880・5239公園管理課東部公園係
(選者・学芸員 小林基治=日本写真会同人)
「ここはもう、ウチの庭だと思っています」と、写真を撮った青山さんは笑う。そう、青山家の目の前は大谷田公園だ。春夏秋冬、季節の移り変わりがリアルタイムで進行していく。
今は、紅葉がちょうどピークを迎えていて「絵に描いたような美しさ」。最近は、モミジの木の下に苔が生えるようになって、「まるで京都の気分ですよ」と青山さんは満足気だ。
ここ大谷田公園は、昭和40年(1965年)に開園した広さ約1万6200㎡もある広い公園。昨年がちょうど開園から半世紀の記念すべき年だった。青山さん家族がここに引っ越してきた約30年ほど前には、公園の真中に池があり、おたまじゃくし、フナ、ゲンゴロウ、イモリまでいて、子どもと一緒によく遊んだそうだ。梅園が整備されたのは、その後のことで、寒紅梅、冬至梅など10数種類、約150本の梅の木が植えられ、今では区内一の「梅の名所」になっている。
梅園では今月いっぱい園路の改修が行われている。また、人気のバーべキュー室も一部整備されて、こちらは使用月の2カ月前から予約受付中(TEL3620・1256)。
【交通】北綾瀬駅から徒歩12分
【問合せ】 TEL3880・5239公園管理課東部公園係
(選者・学芸員 小林基治=日本写真会同人)