足立朝日

伊興小、創立140周年  新校舎とともに祝う

掲載:2017年1月5日号
 伊興4丁目にある伊興小学校(芳賀幸広校長、児童数=595人)が、創立140周年を迎えた。合わせて鉄骨4階建ての新校舎が完成、昨年12月3日(土)、約220人が参加して内覧会を兼ねた祝賀式典と祝賀会を開いた。
 芳賀校長は「戦前、戦後を貫いた140年の歴史の中で、1万9999人が巣立ち、3代、4代にわたって通う家もある」と感慨を話した。
 新校舎は各階にバルコニーが付き、外観はまるで大きなマンションのよう。内部は2階にテラスがあり、そこから空が見える吹き抜けになっていて開放感がいっぱい。3カ所ある階段の壁の色を変えて、避難の際の方角の識別を容易にするなどの工夫がされている。なお、新校舎建設予定地からは、古墳時代から江戸時代の遺跡が発掘されている。
 柴大介PTA会長(49)は「新校舎は子どもたちの励みになる。近隣の方が声掛けしてくれるなど、地域とともに歩むこの母校の歴史をさらに磨いていきたい」と話した。

写真上/5、6年生の合唱、太鼓で始まった式典
中/新校舎
下/記念誌