足立朝日

竹ノ塚駅の東西 地下道でつながる 駅周辺のまちづくり進む

掲載:2017年2月5日号
 竹ノ塚駅大踏切の高架化に伴い、駅周辺の再開発、まちづくりが進んでいる。昨年11月末に駅の東西を結ぶ地下道が開通し、住民たちは「とても便利になった」と喜んでいる。
 「地下自由通路」という名前が付けられた地下道は、長さ約50m。幅が約7mで、上り用エスカレーター、歩行者や車イス用エレベーター、自転車用エレベーターが東西に各1基ずつ、合わせて各2基ずつ付いている。
 これまで、住民が東西を往来するには、高い駅舎に上がって行くか、南の大踏切もしくは北の小踏切(歩道橋)を渡るしかなかった。
 大踏切については、昨年5月末に下り急行線が高架化。東口は、駅ビル内の全店舗がすでに閉店して寂しくなっているものの、今のところ大きな変化はない。一方の西口は、広場内のバス停がすべて西友(エミエルタワー竹の塚)、尾竹橋通り沿いに移転され、広場の拡幅工事が進んでいて、高架化が終わる4年後の2021年(平成33年)3月に向けて大幅なまちの改造が進みそうだ。
【問合せ】TEL3880・5111区役所鉄道立体推進室

写真上/地下自由通路入口
中/地下道と地上を結ぶエスカレーターと階段
下/地下道で東西を往来する住民たち