足立朝日

トピックス

掲載:2017年11月5日号
◆山屋商連副理事長が中北小で「商い」を語る
 10月10日(火)、中川北小学校(森島良洋校長)で、同校の「開かれた学校づくり協議会」(石上昌弘会長)主催の「地域のちから講演会」が開かれた。
 区商店街連合会副理事長、六木団地商店街理事長で、「シューズセンターリード」店主の山屋昭夫さん(78)が「私と地域の商い」と題し講演を行った。同校では3回目の講演会で、4~6年生約260人が参加した。山屋氏は、商店街は9棟の六木団地が出来た昭和47年、8店舗からスタートしたが、すぐに15店舗になり賑わったこと、店は同50年に創業、そこから10店舗まで広げたこと、商店街、商連、商品券をつくり活動したことなどについて話した。そして「私のように中学しか出ていなくても社長になれるので。皆さんも頑張ってほしい」と呼びかけた。
 講演が終わると、商連のキャラクター「がまぽん」が登場、「かわいい!」の声援を受けて、参加者全員に記念のがまぽんボールペンを配った。
◆「大鷲神社式年大祭」盛大に開催される!
 10月7日(土)~8日(日)、大鷲神社(花畑7-16-8、TEL3883・2908)で12年に1度の式年大祭が盛大に行われた。酉年に合わせて開催されるお祭りで、7日(土)に御霊入れが、8日(日)に神輿渡御が行われた。
 特に神輿渡御は、花畑と南花畑の氏子地域をまわるため、その距離約10㎞。これは区内最長だ。午前8時、濱中厚生宮司(73)のあいさつ、鏡開きなどが行われた後、100人以上の担ぎ手たちにより神輿が出発。馬やお囃子、引き太鼓とともに10町会約1500人が入れ替わりながら神輿を担ぎ、再び神社へ戻ってきたのがあたりもすっかり暗くなった午後7時頃。事故もなく無事宮入をした。
 次の開催は、12年後の平成41年(2029)。どんな時代になっているか分からないが、またこの伝統行事を首を長くして待ちたい。
◆地域の健康とコミュニティを支えて10年、総合型地域クラブ「JOTOクラブ」周年祝う
 千住常東地区の総合型地域クラブ「JOTOクラブ」(出口正雄会長)の創立10周年記念式典・祝賀会が10月29日(日)、千寿常東小学校体育館で開かれた。
 あいにくの雨だったが、地域関係者、区内他地域の総合型地域クラブ、議員、スポーツ振興委員ら来賓を含む約120人が祝いに駆け付け、手作りのあたたかい会となった。
 同クラブは平成20(2008)年2月に川島高明前会長のもと、同体育館で設立された。出口会長は挨拶で「設立から9年8カ月、いろいろなことがあった。平成26年10月には東京都からスポーツ功労賞をいただき、翌年7月には当クラブにとってとても大事な仲間を突然喪い涙にくれた」と道のりを振り返り、地域、関係者らに感謝を新たにした。
 祝辞は来賓を代表して区長代理・高橋俊哉・地域のちから推進部スポーツ振興課長が、地域の体力向上、地域コミュニティ発展への尽力への感謝を述べた。
 周囲が反対する中、仲間と共に設立に尽力した前会長の川島顧問に、盟友である出口会長から感謝状が、また、活動施設である桜堤中、常東小、第八小にそれぞれ一輪車などの記念品が贈られた。
 式典後、祝賀会に移る間に、JOTOクラブが実施している10のプログラムの中から、日本舞踊とスポーツ吹き矢が披露され、祝賀に華を添えた。
◆西新井大師「行燈祭り」230個の幻想的な灯り
 10月7日(土)、8日(日)、西新井大師境内で西新井大師周辺地区まちづくり協議会(田口行彦会長)主催の「第3回行燈祭り」が開催され、多くの人が訪れた。
 区のまちづくりトラスト助成金を利用した活動のひとつで、今年は230個の行燈と、潤徳女子高等学校の生徒がデザインし、昨年製作された大きな行燈1個が夜の西新井大師を幻想的に照らした。訪れた人たちからは「きれ~い」「すてき~」といった声が聞かれ、皆行燈の写真を撮っていた。
 7日(土)には式典が行われ、西新井中学校吹奏楽部による演奏、音楽ユニット和音による歌、おわら風の盆による踊りが披露された。また、翌8日(日)にはバイオリニスト児玉あい子さんによるバイオリン演奏が観客の耳を楽しませた。