足立朝日

Vol.4中村雅俊コンサートツアー2017~2018「ON and ON」

掲載:2017年9月5日号
中村雅俊全国ツアーは葛飾から

 東建コーポレーション Presents 中村雅俊コンサートツアー2017~2018「ON and ON」が、今年も葛飾からスタート!
 「われら青春!」(1974年NTV)の主役に抜擢され、デビューしてから43年。今までに連続ドラマ34本を含め、主演作品は100本以上にのぼる。青春もの、刑事もの、大河ドラマ等、変化自在な役どころに、テレビ俳優のイメージが強い中村であるが、実は慶應大学在学中に文学座附属演劇研究所に入所し、大学卒業と同時に座員となった生粋の舞台俳優。文学座での訓練が、ジャンルを問わずに大御所俳優としての不動の地位を確立させた基盤となっているのかもしれない。
 「われら青春!」の挿入歌「ふれあい」を中村自身が歌ったことを皮切りに、歌手としても曲を発表し続け、これまでにシングル53枚、アルバム40枚をリリースしてきた。
 今回の記念公演を機に、54枚目のニューシングル東建コーポレーション イメージソング「どこへ時が流れても/まだ僕にできることがあるだろう」を9月13日(水)にリリースする。そのためのCDジャケットの撮影が、真夏の暑さ盛りの日に広大な森の中の洋館で行われたが、中村は汗ひとつかかない涼やかな顔。汗だくのスタッフ一同、中村のプロ根性に圧倒されたというエピソードも。
 デビュー当時から継続している「中村雅俊コンサート」も、1500回を突破! 今回の全国ツアーもパワー全開で臨む。そんな中村が常に見据えているのは、故郷の宮城県牡鹿郡女川町をはじめとする東日本大震災被災地の復興のこと。6年経った今も、途切れることなく深い想いを発信し続けている。
 中村の躍進はとどまることを知らず、来年4月2日スタートのNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(作=北川悦吏子)に出演決定! ヒロインの祖父・楡野仙吉を演じる。さらに、来年春公開予定の映画「北の桜守」の岡部大吉を演じる。
 今回のコンサートにも大きな期待がかかる。中村の魅力満載の音楽とトークで、心豊かな一日を。
【日時】11月9日(木)午後6時30分開演
【場所】モーツァルトホール
【料金】S席6500円、バルコニー席6000円。会員割引あり
【問合せ】TEL5670・2233(かつしかシンフォニーヒルズ)