足立朝日

オリジナルメニュー競う あだち菜うどん&パスタコンクール

掲載:2017年8月5日号
 「あだち菜うどん&パスタ料理コンクール2017」の最終選考大会が7月9日(日)、梅田のLソフィアで開かれた。NPO法人あだち菜うどん学会(渡井良昌理事長)主催。
 あだち菜うどん・パスタは、同法人が試行錯誤の末に開発した足立区の物産品。区内農家の新鮮な小松菜(あだち菜)を生地に練り込んだ麺で、区内製麺所が製造している生麺と乾麺。
 コンクールには区内外からの33通の応募があり、厳正な審査を経て選ばれた8組が最終選考大会に出場。メンバーは主婦、小学生3人組、プロの料理人など様々で、遠くは富山県の人もいた。
 大会スポンサー企業・㈱横引シャッター(綾瀬6‐31‐5)のイメージキャラクター「カニ部長」も応援に駆け付け、審査員11人が見守る中、参加者は手際よく調理し、和、洋、中華、イタリアンなど工夫を凝らしたオリジナルメニューを完成させた。試食した審査員からは「どれもおいしくて、決められない」と悲鳴が上がっていたほど。
 最優秀賞に選ばれたのは、梅田在住の主婦・望月恵理さん(28)の「野菜がおいしいミートソースパスタ」。第2子を妊娠中の恵理さんは、7カ月の穂乃花ちゃんをおんぶしながら、夫の崇行さん(40)のサポートを受けて参加した。数日前に体調を崩し辞退も考えたそうで、応援の家族も大喜び。恵理さんは「主人が休みの日に一緒に試作した。麺がおいしいので、それを生かすようにしました」と笑顔で話した。
【大会結果】
▼最優秀賞・NPO法人あだち菜うどん学会理事長賞=「野菜がおいしいミートソースパスタ」望月恵理(主婦/梅田)▼優秀賞・足立区長賞=「中華風あだち菜あんかけうどん」あしゅりん(主婦/富山県)▼特別賞・東京商工会議所足立支部会長賞=「あだち菜パスタのライスペーパー巻き」高柳好子(主婦・NPO法人の介護士/加平)▼特別賞・JA東京スマイル足立地区青壮年部長賞=「あだち菜和風ラザニア」米倉脊髄・関節病院栄養科▼特別賞・㈱横引シャッター賞「冷やしあだち菜うどん」あだち菜SMILE(千寿本町小5年ゆゆり&とも、3年ひかり)▼奨励賞=「旬菜のミュルティコロルをあだち菜サラダうどんで!!」ツボノイズム(調理師/梅島)、「リモーネ・クルミーノ・アダチーナ」Y+R Kudoh gourmetグルメ 工藤康浩様+工藤理佳子(足立区景観審議委員/西新井)、「あだち菜うどん~サバタケ冷汁風~」池田大輝(服部調理師専門学生/南花畑)

写真上/最終選考大会参加者の皆さん
下/最優秀賞「野菜がおいしいミートソースパスタ」。中にミートソースが隠れている