足立朝日

ツミやイソシギの姿も 野鳥モニターがパネル展示

掲載:2017年5月5日号
 5月10日(水)~16日(火)は、愛鳥週間。足立区には区に登録する「野鳥モニター」が約50人いる。その人たちがとらえた野鳥たちが、今月20日(土)、21日(日)に区役所で開かれる「地球環境フェア2017」でも展示される。

 皿沼1丁目在住の中尾文枝さんは、モニターになって5年、竹の塚地区の野鳥観察を実施。昨年5月、ある場所で猛禽類のツミのつがいを発見、写真を撮った。大変珍しい鳥で、オスはお腹が茶色で、メスは縞模様。中尾さんは「荒らされるとまずいので、場所は明かせませんが興奮しました」。
 梅島1丁目在住の鈴木操さんは、モニター歴約10年。主に千住新橋から鉄橋下までの荒川ワンド広場にやって来る鳥を観察・調査。昨年5月には、ツバメ、ムクドリ、カワウ、スズメ、ハシブトガラス、オオヨシキリ、コサギ、キジバト、ハクセキレイが飛来。「2015年5月と今年3月にイソシギを見ました」と話している。

写真上/ツミのメス=昨年5月、竹の塚で中尾文枝さん撮影
中/ハクセキレイ=昨年5月、荒川ワンドで鈴木操さん撮影
下/イソシギ=今年3月、荒川ワンドで鈴木操さん撮影