足立朝日

日本伝統の舞を伝えて30年 竹の塚舞踊まつり

掲載:2017年5月5日号
 竹の塚舞踊愛好会(中村賴子会長)の第30回「春の舞踊まつり」が4月2日(日)、竹の塚地域学習センター4階ホールで開かれた。
 同会は古典舞踊から新舞踊まで流派を問わず、「伝統文化こども教室」で子どもたちにも日本舞踊に触れる場を提供するなど、幅広い活動を続けてきた。
 東日本大震災の年を除いて毎年開催し、記念すべき節目となった今回の公演には、6歳~90代の約100人が出演。舞台の上で美しい舞いの花を咲かせた。
 午前の部の後半で記念式典を行い、区議や地元支援者ら来賓が列席。中村会長は「早いもので30回。60歳から始めた人が90歳ですからね。みんな踊りが好きだからできる」と継続の喜びを語り、「古典舞踊、新舞踊、お互いに良いところを認め合って、日本の民族衣装である着物を着て踊る舞踊を、若い世代に繋いでいけるよう頑張っていきます」と決意を新たにした。

写真/記念式典で挨拶する中村会長