足立朝日

　「市川森一脚本賞」（主催＝一般財団法人 市川森一脚本賞財団）の受賞者が３月29日（水）に発表され、その授賞式とパーティが４月20日（木）、千代田放送会館（千代田区永田町）で開かれた。
　同賞は、日本放送作家協会元理事長で、シアター１０１０前館長の故市川森一さんの功績を称えて６年前に創設。今回で第５回を迎えた。
　受賞者は黒岩勉さんで、対象作品は「僕のヤバイ妻」（全９回、関西テレビ２０１６年４月19日～）。同作品は「ASIA RAINBOW TV AWARDS 最優秀脚本賞」も受賞。黒岩さんはこれまでも「謎解きはディナーの後で」「ようこそ、わが家へ」などの話題作を世に送り出し、現在は「貴族探偵」（主演＝相葉雅紀、毎週月曜21時、フジテレビ）で注目を浴びている。
　当日の会場には、主演の木村佳乃さんも駆けつけて受賞を祝った。
　黒岩さんは「数多くの方々との共同作業によって頂いた賞。市川先生の名に恥じぬように精進します」と力強く挨拶。市川さんの妻で女優の美保子さん（同財団理事）も黒岩さんを激励し、同賞関係者一同に感謝の言葉を述べた。

写真／市川さんから祝福される黒岩さん（右）