足立朝日

「あだち菜うどん&パスタ」 足立の名産品として奉納

掲載:2017年5月5日号
 4月5日(水) 東伊興4-5-5にある易行院で、足立区観光交流協会とNPO法人あだち菜うどん学会(渡井良昌理事長)が主催する「あだち菜うどん&パスタ」の乾麺を献上する「奉納の儀」が行われた。 
 これは乾麺のパッケージに、歌舞伎で有名な「助六」と恋仲の「揚巻げまき」があしらわれており、それが易行院に祀られていることから実現したもの。
 参加したのは、石川義夫足立区観光交流協会会長(副区長)、高杉浩明東京商工会議所足立支部会長、あだち菜うどん学会のメンバーら約20人。
 式では、導師(易行院住職)が助六と揚巻の戒名を読み上げ、お経を上げて二人を偲んだ後、この日を祝う焼香を行った。石川会長、高杉会長は「これを契機に足立区の名産品として全国に発信していきたい」と語った。
 式終了後、今度は「助六揚巻比翼塚」の前に行き、参加者全員で献花と「あだち菜うどん&パスタ」をお供えした。
 渡井理事長は「『助六と揚巻』の二人を『あだち菜うどん&パスタ』の表絵に表して良かったと思います。足立の名産と歴史的遺産が一体となり、広く地域に愛されていくことを願っています」と話した。

写真上/「助六揚巻比翼(ひよく)塚」の前で献花する渡井会長ら
下/「助六」と「揚巻げまき」があしらわれている「あだち菜うどん&パスタ」の乾麺