足立朝日

新成人の集い 6355人晴れやかに

掲載:2018年2月5日号
 足立区「成人の日の集い」が1月8日(月・祝)、綾瀬の東京武道館で開催された。今年の新成人は6355人(昨年より36人増)。
 新成人による実行委員15人が協議を重ねて記念誌の内容や記念品、アトラクションを企画し、当日も司会など随所で運営に携わった。
 第1部の式典では近藤やよい区長が新成人へ、「理想と現実のギャップで悩むのではなく、今できること、すべきことは何かで悩んでほしい」とエール。かねだ正区議会議長も「一期一会を大切に。世の中の事と政治に関心を持って」など祝いの言葉を贈った。それに応え、新成人代表として実行委員の西村眞穂さん、井澤将希さん、松本美輝さん、織茂雄太さんの4人が、希望に満ちた力強い誓いの言葉を述べた。
 2部のアトラクションでは、山崎千裕+ROUTE14band(ルートフォーティーンバンド)が登場。山崎さんは伊興中出身のトランペット奏者で、仲間とともに海外ツアーで磨いたノリのいい演奏を披露し、会場を盛り上げた。
 豪華景品が当たる抽選会では、ルミネ北千住の1万円分商品券にどよめきが起こる場面も。ルミネの成人式への協賛は足立区だけだという。
 新成人として出席していた足立区出身の日本舞踊エンターテイナー・IZAYOIさんのコメント、陸上短距離の桐生祥秀選手からのビデオレターのサプライズもあり、最後は「和太鼓グループ彩-sai-」による迫力演奏が新しい門出に華を添えた。
 実行委員長の織茂さんは「20歳の区切りを意識して進んでいくことを、個人個人が考えるきっかけになればと考えて企画した。やりきった」と晴れやかな笑顔で語った。

写真上/新成人を代表して誓いの言葉を述べた実行委員たち=東京武道館で
下/和太鼓グループ彩-sai-による演奏=同