足立朝日

東京五輪フラッグが足立区にやって来た!! サッカー元日本代表の城さんが参加

掲載:2017年4月5日号
 3月27日(月)、足立区役所で東京都内62の市区町村をリオの風を浴びたフラッグが巡る「東京2020オリンピック・パラリンピック フラッグツアー」の歓迎セレモニーに300人が出席した。フラッグアンバサダーのひとりサッカー元日本代表の城彰二さん(41)から、足立区を代表して千寿桜堤中学校2年の田口優美さんと、足立特別支援学校2年の安本諒さんにフラッグが手渡された。
 城さんは、1996年のアトランタオリンピックにサッカー日本代表のエースストライカーとして出場し、マイアミの奇跡と呼ばれる優勝候補のブラジルを破る活躍をした。挨拶では「いよいよ東京にオリンピック・パラリンピックがやって来ます。オリンピックはボランティアのサポートが非常に大きいです。英語を一生懸命覚える必要はありません。カタコトの英語とボディーランゲージでOKです。外国の人たちに日本を好きになって帰ってもらうため、みなさんの力で東京オリンピック・パラリンピックを成功させましょう」と話した。
 近藤区長も「フラッグが来て、今日がキックオフ。一人でも多くの人にオリンピックに関わってほしい。オリンピックを通じて、老若男女多くの人がスポーツに関心をもってもらったり、海外に行ってみたいと思う人が増えるようにしていきたい」と話した。
 フラッグは区役所での展示、4月1日(土)に行われた舎人公園の「千本桜まつり」での展示を終え、次の荒川区へと引き渡された。

写真/近隣の小中学校やスポーツ関係団体が出席して行われた歓迎セレモニー。左から2番目が城さん=庁舎ホールで