過去最高の発表会を目指して
今、最もチケットを取りにくく、老若男女から支持される人気演劇集団キャラメルボックス――。
その演出家である成井豊を中心としたワークショップ「ドラマ・リーディング」が、全7回のレッスンとリハーサルを経て、3月に発表会を迎える。
今回の受講者について、成井は次のように語る。
「第1回のレッスンで、ある有名なマンガのセリフを読んでもらったのですが、皆さんとても上手でビックリしました。役は10代の少年と少女だったのですが、お年を召した方まで元気いっぱいに演じて、とても楽しそうでした。受講生のレベルが高いと思いました」
成井が選んだ作品は、芥川龍之介 の『アグニの神』と『杜子春』。その想いは――。 「『杜子春』は以前も取り上げたことがありますが、芥川の代表作だけあって、とても感動的で、ぜひもう一度チャレンジしたいと思っていました。『アグニの神』はそれほど有名な作品ではありませんが、登場人物のキャラクターがどれもしっかり描かれていて、非常に演じ甲斐があると思います。芥川の文章はとても難しいので、受講生のレベルが高くないとできません。つまり、今回の受講生のレベルが高かったから、芥川を選んだのです。が、やはりなかなかの難敵で、今のところ、皆さん、苦戦しています。もちろん、本番までにはしっかり仕上げてくれると思いますが。これが成功すれば、受講生の皆さんは確実に一段成長すると思います。レッスンでも、過去最高の発表会にしたいとハッパをかけています」
スレンダーな成井からは想像もできない大声量でのレッスンが今日も続く。「ドラマ・リーディング教室は今年で8年目を迎えましたが、受講生のレベルが年々上がってきている気がします。実は数年前から、発表会のたびに、『これ、お金を取ってもいいんじゃないか?』と感じています。もちろん、今年も無料ですが、アマチュアの域を超えたものになることは間違いありません。演劇に興味のある方、芥川龍之介がお好きな方はぜひぜひご来場ください。心からお待ちしています」
【日時】3月19日㈰午後2時開演【場所】シアター1010、10階稽古場【料金】無料【観劇申込方法】シアター1010チケットセンターへ予約電話、未就学児不可【申込】TEL5244・1011
今、最もチケットを取りにくく、老若男女から支持される人気演劇集団キャラメルボックス――。
その演出家である成井豊を中心としたワークショップ「ドラマ・リーディング」が、全7回のレッスンとリハーサルを経て、3月に発表会を迎える。
今回の受講者について、成井は次のように語る。
「第1回のレッスンで、ある有名なマンガのセリフを読んでもらったのですが、皆さんとても上手でビックリしました。役は10代の少年と少女だったのですが、お年を召した方まで元気いっぱいに演じて、とても楽しそうでした。受講生のレベルが高いと思いました」
成井が選んだ作品は、芥川龍之介 の『アグニの神』と『杜子春』。その想いは――。 「『杜子春』は以前も取り上げたことがありますが、芥川の代表作だけあって、とても感動的で、ぜひもう一度チャレンジしたいと思っていました。『アグニの神』はそれほど有名な作品ではありませんが、登場人物のキャラクターがどれもしっかり描かれていて、非常に演じ甲斐があると思います。芥川の文章はとても難しいので、受講生のレベルが高くないとできません。つまり、今回の受講生のレベルが高かったから、芥川を選んだのです。が、やはりなかなかの難敵で、今のところ、皆さん、苦戦しています。もちろん、本番までにはしっかり仕上げてくれると思いますが。これが成功すれば、受講生の皆さんは確実に一段成長すると思います。レッスンでも、過去最高の発表会にしたいとハッパをかけています」
スレンダーな成井からは想像もできない大声量でのレッスンが今日も続く。「ドラマ・リーディング教室は今年で8年目を迎えましたが、受講生のレベルが年々上がってきている気がします。実は数年前から、発表会のたびに、『これ、お金を取ってもいいんじゃないか?』と感じています。もちろん、今年も無料ですが、アマチュアの域を超えたものになることは間違いありません。演劇に興味のある方、芥川龍之介がお好きな方はぜひぜひご来場ください。心からお待ちしています」
【日時】3月19日㈰午後2時開演【場所】シアター1010、10階稽古場【料金】無料【観劇申込方法】シアター1010チケットセンターへ予約電話、未就学児不可【申込】TEL5244・1011