足立朝日

あの町この店

掲載:2018年5月5日号
和食「宗助」
弘道1-12-13 TEL3889・0234


五反野の裏路地で酒と肴が楽しめる


 変貌著しい飲食の世界で伝統の味を守って40年、同店はサラリーマンの夜の社交場として健在だ。
 本田宗久店主(65)は、同店を40年近く切り盛りする大ベテラン。かつお節からとるダシをベースに旬を大切にする和食に、各種洋風メニューも加えて「五反野に宗助あり」の心意気を示す。
 京都割烹で修業を積み、いけばなの池坊教授の免許をもっている本田店主の感覚は、ちょっとした酒のツマミの盛り付けにもほの見える。「何を食べてもはずれない」が、常連客の感想。カウンターで一人飲むのも良し、家族や友人と飲むのもよし。奥さんの広子さんも気さくでアットホーム感を盛り上げている。
 本まぐろ刺身(780円)、本まぐろ入り刺身3点盛(1200円)、脂ののったとろさば姿焼き(680円)、季節の地魚、貝の焼き・煮(580円)。小腹がすいている人には、大ぶりの海老3本にししとう2本がのったテイクアウトOKの天丼(980円)、生うにかけごはん(850円)や本まぐろ握り寿司セット(780円)。そして、「変化球」は、和牛A4ステーキ(1280円)、クリームチーズ入りリゾット(680円)、下町チーズもんじゃ(500円)。価格は、すべて税別。
★5月末まで「足立朝日を見た」で、グラスビールをサービス【営業時間】午後5時半~11時半。月曜定休【席】テーブル10席+カウンター8席


【交通】五反野駅から徒歩5分

写真上/人気の天丼
下/にぎやかな外観