精鋭クァルテットの名演再び
日本のオーケストラのトップ奏者たちによる弦楽四重奏団「MORGAUA QUARTET(モルゴーア・クァルテット)」が、昨年25周年を迎え、新年度もまた情熱あふれる演奏活動に取り組んでいる。この7月には、かつしかシンフォニーヒルズに再登場!
ショスタコーヴィチの残した15曲の弦楽四重奏曲を演奏するため、1992年に結成された同クァルテットは、ピンク・フロイドやキング・クリムゾンらに代表されるプログレッシブ・ロックを超絶技巧で演奏することでも注目を浴びている。クラシックとロックの壁を打ち破るのは次のメンバー。
★第1ヴァイオリン・荒井英治(日本センチュリー交響楽団首席客演コンサートマスター)
★第2ヴァイオリン・戸澤哲夫(東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団コンサートマスター)
★ヴィオラ・小野富士(NHK交響楽団ヴィオラ奏者)
★チェロ・藤森亮一(NHK交響楽団首席チェロ奏者)
同団代表の荒井氏は、次のように想いを語る。「かつしかシンフォニーヒルズのステージは2016年以来になります。熱い熱い反響をいただいて、今回は前回を上回るような過激度を増したプログラムを用意しました。弦楽四重奏は長い歴史があります。ヴァイオリン2本にヴィオラ、チェロという組み合わせは誰かが『発見』したわけではなく、たまたまその編成で書く必要があった偶然の産物であるようです。ハイドンが特に面白さ、可能性を見いだし夢中になったのが歴史の発端です。以来、弦楽四重奏はその可能性を追求しつづけたユニットであり、今日まで歩みを止めていません。常に未来に向けて開かれているのです。今回は20世紀以降の『鋭い』音楽ばかりを集めました。ここに、生々しいやむにやまれぬ人間の証しとしての叫びを聞き取ることは容易です。それを16本の弦の唸りや軋みがまるごと受けとめるでしょう。ショスタコも、プログレも『モルゴーアの声』を持っていますが、特に池辺晋一郎氏に委嘱した『ストラータⅩⅡ』は是非聴いて体感していただきたいと思っております!」
【日時】7月14日(土)午後2時【場所】アイリスホール【料金】4500円【問合せ】TEL5680・3333
写真/右から荒井・小野・戸澤・藤森各氏
日本のオーケストラのトップ奏者たちによる弦楽四重奏団「MORGAUA QUARTET(モルゴーア・クァルテット)」が、昨年25周年を迎え、新年度もまた情熱あふれる演奏活動に取り組んでいる。この7月には、かつしかシンフォニーヒルズに再登場!
ショスタコーヴィチの残した15曲の弦楽四重奏曲を演奏するため、1992年に結成された同クァルテットは、ピンク・フロイドやキング・クリムゾンらに代表されるプログレッシブ・ロックを超絶技巧で演奏することでも注目を浴びている。クラシックとロックの壁を打ち破るのは次のメンバー。
★第1ヴァイオリン・荒井英治(日本センチュリー交響楽団首席客演コンサートマスター)
★第2ヴァイオリン・戸澤哲夫(東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団コンサートマスター)
★ヴィオラ・小野富士(NHK交響楽団ヴィオラ奏者)
★チェロ・藤森亮一(NHK交響楽団首席チェロ奏者)
同団代表の荒井氏は、次のように想いを語る。「かつしかシンフォニーヒルズのステージは2016年以来になります。熱い熱い反響をいただいて、今回は前回を上回るような過激度を増したプログラムを用意しました。弦楽四重奏は長い歴史があります。ヴァイオリン2本にヴィオラ、チェロという組み合わせは誰かが『発見』したわけではなく、たまたまその編成で書く必要があった偶然の産物であるようです。ハイドンが特に面白さ、可能性を見いだし夢中になったのが歴史の発端です。以来、弦楽四重奏はその可能性を追求しつづけたユニットであり、今日まで歩みを止めていません。常に未来に向けて開かれているのです。今回は20世紀以降の『鋭い』音楽ばかりを集めました。ここに、生々しいやむにやまれぬ人間の証しとしての叫びを聞き取ることは容易です。それを16本の弦の唸りや軋みがまるごと受けとめるでしょう。ショスタコも、プログレも『モルゴーアの声』を持っていますが、特に池辺晋一郎氏に委嘱した『ストラータⅩⅡ』は是非聴いて体感していただきたいと思っております!」
【日時】7月14日(土)午後2時【場所】アイリスホール【料金】4500円【問合せ】TEL5680・3333
写真/右から荒井・小野・戸澤・藤森各氏