葛飾区民渾身の舞台
この夏、葛飾区とタッグを組んだ舞台が、かめありリリオホールで上演される。演目は、第3回かつしか文学賞大賞作品を舞台化した「天のこと」。
葛飾区では、「文化芸術創造のまちかつしか推進事業」の一環として、葛飾区の魅力や、自ら新たな文化を発信することを目的に、同区を舞台としたオリジナル未発表文学作品を公募している。受賞作品は「作品集」として出版し、区施設などで販売。大賞作品は脚本化され、キャスト公募により区民が出演する舞台公演となって区民力が発揮されている。第2回で大賞を受賞した三宅直子は、「第33回さきがけ文学賞」も受賞。まさしく「文化芸術創造のまちかつしか」を体現することになった。
第3回大賞は広都悠里の「天のこと」。「第25回読売演劇大賞」で「杉村春子賞」を受賞したシライケイタ(劇団温泉ドラゴン)による脚本で、第1回から関わる佐藤B作が演出というリッチな舞台となる。
失意のどん底状態で葛飾区に引っ越してきたあるOLの前に、「天」と名乗る不思議な人物が現れる。「天」は彼女の用心棒となり、彼女と共に心に忍び込もうとする「邪気」に立ち向かう!
葛飾区を舞台に、心の触れ合いを描いた人情味溢れる温かな物語だ。
区民キャストを指導する佐藤は、カンフェティのインタビューに次のように語っている。「演劇のプロではない一般の方々と作品を創るのは初めての経験でしたから、それは大変です! 大体1年かけて稽古をしても足りないぐらい。でも、中には驚くほどの人もいて、いいなと思うのはどうしてだろうと自分に問いかけると、逆に自分が発見することもあり、自分も学びますね。今回の大賞作品は、芝居にするには大変ですが、みんな楽しんで頑張ってくれています。90歳のおじいちゃんもいますが、もう立っているだけですごい!」
シライもまた「演劇の原典のような作品なので、ただ面白いだけではなくて、心に残るものを感じてもらえれば」と熱望している。
【日時】7月28日(土)13時・18時▼29日(日)14時
【場所】かめありリリオホール【料金】2000円、中学生以下1000円
【問合せ】TEL5680・3333
写真上/シライケイタ
下/佐藤B作
この夏、葛飾区とタッグを組んだ舞台が、かめありリリオホールで上演される。演目は、第3回かつしか文学賞大賞作品を舞台化した「天のこと」。
葛飾区では、「文化芸術創造のまちかつしか推進事業」の一環として、葛飾区の魅力や、自ら新たな文化を発信することを目的に、同区を舞台としたオリジナル未発表文学作品を公募している。受賞作品は「作品集」として出版し、区施設などで販売。大賞作品は脚本化され、キャスト公募により区民が出演する舞台公演となって区民力が発揮されている。第2回で大賞を受賞した三宅直子は、「第33回さきがけ文学賞」も受賞。まさしく「文化芸術創造のまちかつしか」を体現することになった。
第3回大賞は広都悠里の「天のこと」。「第25回読売演劇大賞」で「杉村春子賞」を受賞したシライケイタ(劇団温泉ドラゴン)による脚本で、第1回から関わる佐藤B作が演出というリッチな舞台となる。
失意のどん底状態で葛飾区に引っ越してきたあるOLの前に、「天」と名乗る不思議な人物が現れる。「天」は彼女の用心棒となり、彼女と共に心に忍び込もうとする「邪気」に立ち向かう!
葛飾区を舞台に、心の触れ合いを描いた人情味溢れる温かな物語だ。
区民キャストを指導する佐藤は、カンフェティのインタビューに次のように語っている。「演劇のプロではない一般の方々と作品を創るのは初めての経験でしたから、それは大変です! 大体1年かけて稽古をしても足りないぐらい。でも、中には驚くほどの人もいて、いいなと思うのはどうしてだろうと自分に問いかけると、逆に自分が発見することもあり、自分も学びますね。今回の大賞作品は、芝居にするには大変ですが、みんな楽しんで頑張ってくれています。90歳のおじいちゃんもいますが、もう立っているだけですごい!」
シライもまた「演劇の原典のような作品なので、ただ面白いだけではなくて、心に残るものを感じてもらえれば」と熱望している。
【日時】7月28日(土)13時・18時▼29日(日)14時
【場所】かめありリリオホール【料金】2000円、中学生以下1000円
【問合せ】TEL5680・3333
写真上/シライケイタ
下/佐藤B作