足立朝日

足立学園柔道部 川田くん・樋口くん 国体の東京代表で優勝

掲載:2018年11月5日号
 足立学園・高校柔道部の3年生2人が、10月6日(土)~8日(月・祝)、福井県で行われた国民体育大会の柔道少年男子に東京都代表として出場し、優勝に貢献した。
 出場したのは、樋口誠二朗くん(先鋒)と川田武史くん(次鋒)。絶対的エースの大将がケガにより全試合不在という状況で、奮闘した。特に川田くんはオール1本勝ちでチームを牽引。優勝が決まった時には、全員が涙で喜びを分かち合った。
 東京都代表に選ばれたプレッシャーがあったという樋口くんは、最初は緊張していたメンバーとも途中から打ち解け、監督の「東京の意地を見せろ、気持ちで負けるな。思いっきり行け」の言葉を胸に臨んだ。「決勝で副将が相手のインターハイ優勝者を投げて優勝を決めた時は、ものすごくうれしかった。大学でも良い成績を残したい」
 川田くんはインハイ個人戦に出場できなかっただけに、代表選出はうれしかったという。強豪揃いの頼もしいメンバーの応援を背に、強気で挑んだ。「全試合ギリギリの勝負だったが、特に決勝戦はチーム一丸となれたので良かった」。今後は「大学で日本一になり、世界でも活躍できる選手になりたい」と目標を語った。
〈戦績〉
▽2回戦(島根)=3-2▽準々決勝(北海道)=2-2 内容勝ち▽準決勝(兵庫)=2-2 内容勝ち▽決勝(千葉)3-2

写真/樋口くん(左)と川田くん=福井県福井市会場で