エアギターは平和なのが魅力
架空のギターを持って弾くパフォーマンス「エアギター」。口パクの楽器版だが、単なる弾く真似ではない。大会では1分間の中でリズム感、カリスマ性、オリジナリティーなどの5項目が審査されるエンターテインメントだ。
エアギターでの名前は「Seven Seas」。14年、フィンランドのオウルで開かれた世界選手権で、最年少の19歳で優勝。今年、2度目の優勝を果たした。「あの空間がすごく好き。行けなかった2年間、生配信を見て応援していたので、その空間にいられることがうれしかった」と目を輝かせる。
今年は「自分も変わりたい」と思いを込めてシンデレラがモチーフの振り付けに、エネルギーをぶつけた。ひと際、観客を沸かせるのが、上半身を大きく反らすオリジナル技「ナナバウアー」。9歳から始めたヒップホップダンスとストレッチで得た体の柔らかさがあってこその技だ。
14年の出場は、世界大会の公約を果たす前に解散したエアギター・アイドルグループ「テレパシー」の元メンバーとして公約を実行したかったからだが、今はエアギターの持つ大きな力を知った。
エアギター世界協会のスローガンは「Make Air Not War」。「武器の代わりにエアギターを」という世界平和の信念だ。「各国から集まった人たちと、言葉が通じなくてもエアギターやジェスチャーで通じ合える。ライバルだけど『かっこよかったよ』と讃え合う。初めて会ったのに家族みたいな雰囲気があって、平和なのが魅力」と幸せそうに笑う。
弟2人と3人姉弟。上の弟はプロサッカーチーム「V・ファーレン長崎」の名倉巧選手。10月にはホーム戦にゲスト出演し、姉弟共演の夢が叶った。
今は間近に控える今年3本目の舞台の稽古中で、役作りに奮闘している。
「自分じゃない誰かになれるのは面白い。お客さんが何かを感じてくれているのが演じていても伝わってくる」。ドラマや映画など映像での芝居にも挑戦したいという。エアギターも来年夏、世界初のV3を目指す。
「足立区は人情が篤い人が多くていいところ。私が足立区出身ということを、もっと知ってもらいたい。いろんな人に名倉七海という存在を知ってもらえるように、もっと頑張りたい」。モットーは「何事も楽しむ」。エネルギッシュでチャーミングなSeven Seasを武器に、全力で走り続ける。
架空のギターを持って弾くパフォーマンス「エアギター」。口パクの楽器版だが、単なる弾く真似ではない。大会では1分間の中でリズム感、カリスマ性、オリジナリティーなどの5項目が審査されるエンターテインメントだ。
エアギターでの名前は「Seven Seas」。14年、フィンランドのオウルで開かれた世界選手権で、最年少の19歳で優勝。今年、2度目の優勝を果たした。「あの空間がすごく好き。行けなかった2年間、生配信を見て応援していたので、その空間にいられることがうれしかった」と目を輝かせる。
今年は「自分も変わりたい」と思いを込めてシンデレラがモチーフの振り付けに、エネルギーをぶつけた。ひと際、観客を沸かせるのが、上半身を大きく反らすオリジナル技「ナナバウアー」。9歳から始めたヒップホップダンスとストレッチで得た体の柔らかさがあってこその技だ。
14年の出場は、世界大会の公約を果たす前に解散したエアギター・アイドルグループ「テレパシー」の元メンバーとして公約を実行したかったからだが、今はエアギターの持つ大きな力を知った。
エアギター世界協会のスローガンは「Make Air Not War」。「武器の代わりにエアギターを」という世界平和の信念だ。「各国から集まった人たちと、言葉が通じなくてもエアギターやジェスチャーで通じ合える。ライバルだけど『かっこよかったよ』と讃え合う。初めて会ったのに家族みたいな雰囲気があって、平和なのが魅力」と幸せそうに笑う。
弟2人と3人姉弟。上の弟はプロサッカーチーム「V・ファーレン長崎」の名倉巧選手。10月にはホーム戦にゲスト出演し、姉弟共演の夢が叶った。
今は間近に控える今年3本目の舞台の稽古中で、役作りに奮闘している。
「自分じゃない誰かになれるのは面白い。お客さんが何かを感じてくれているのが演じていても伝わってくる」。ドラマや映画など映像での芝居にも挑戦したいという。エアギターも来年夏、世界初のV3を目指す。
「足立区は人情が篤い人が多くていいところ。私が足立区出身ということを、もっと知ってもらいたい。いろんな人に名倉七海という存在を知ってもらえるように、もっと頑張りたい」。モットーは「何事も楽しむ」。エネルギッシュでチャーミングなSeven Seasを武器に、全力で走り続ける。