撮影=平野宗一郎さん(80)千住旭町在住
猛暑、酷暑が続いた8月。平野さんが、荒川河川敷・虹の広場の写真を撮ろうとやって来ると、写真のような光景に出くわした。5~6人の作業員が草刈りの真最中。大きな機械を操る人、一人用の機械をこまめに動かす人…。みるみるうちに、土手草はきれいに刈られて行った。「冬場に枯れ草を焼いた跡は見たことはありましたが、こういう光景は初めてでした。珍しいのでシャッターを押しました」と平野さん。
7月末は花火大会で人々が集い、8月はジリジリと太陽に焼かれた荒川土手は、10月中旬にはまた「A‐Festa(区民まつり)」のにぎやかな歓声に包まれる―。
【交通】北千住駅西口から徒歩15分。
(選者・学芸員 小林基治=日本写真会同人)