足立朝日

北綾瀬駅―代々木上原方面への 直通運転が開始!

掲載:2019年4月5日号
 4年前から進められてきた東京メトロ千代田線・北綾瀬駅のホーム延伸工事が完了し、3月16日(土)から、代々木上原方面への10両直通運行が始まった。長年の住民の運動が実ったもので、北綾瀬駅利用客の利便性は大幅に向上した。
 3月15日(金)に行われた10両編成出発式には、東京メトロの山村明義社長や足立区の長谷川勝美副区長、高島直樹都議ら5人の都議、地元区議、横溝正雄加平町会長ら町会関係者など70人が参加。
 新ダイヤでは、平日朝のラッシュ時間帯の7~9時には、現在13本ある綾瀬駅始発のうち5本が北綾瀬駅始発の直通に、日中は同6本のうち3本が北綾瀬駅始発の直通になった。
 ホームは南側(綾瀬駅寄り)に135m延伸され、しょうぶ沼公園側に階段とエレベータ併設の出入口が新設された。環七を渡った北側の出入り口は、来年の6月完成予定。その際、駅舎とは環七をまたぐ陸橋(歩道橋)で結ばれる。また、待たれる高架下店舗も来年の12月にオープン予定で、駅ビルの整備と合わせ、来年12月にはすべての改装が完了する。
 実際の運行では、乗客には色々な戸惑いがあったようだが、すぐに慣れ、便利さが先行している。
【横溝正雄加平町会長の話】ようやく悲願の10両車両の導入と直通運転が実現し感無量だ。駅周辺の環境は、今後さらに変わると思うが、私たちもメトロや区と協力しながら、まちづくりを進めたい。

写真上/出発式のテープカット
中/新設された北綾瀬駅のしょうぶ沼公園口
下/北綾瀬駅延伸ホームを出る10両編成の直通電車(小田急車両)