足立朝日

ぽかぽか陽気に誘われて 区内の公園へ散歩に出かけよう

掲載:2019年4月5日号
 ポカポカとした春の陽気に誘われて、散歩に出かけたくなる季節になった。足立区には491園の区立公園があり(内153園は児童遊園/平成30年4月1日時点)、総面積は23区一多い。
 区のHPでマップをダウンロードして、バラエティに富んだ公園を散策しに行こう。

◆タコだけでなくイカも
 子どもたちに大人気のタコさんすべり台。足立区には同一市区町村内では最多と言われる11体のタコがある。少しずつデザインが違い、個性があるのがユニークだ。
 新西新井公園に1965年に設置されたものは、全国でも第1号とされている。この元祖タコすべり台は、3月2日(土)に子どもたち24組63人が参加して塗り替えが行われ、公募の中から選ばれた杉山彩さんのデザインに生まれ変わった。
 また、区内にはタコだけでなく、珍しいイカのすべり台もある。入谷中央公園(入谷4‐16‐1)の中で、SFちっくなフォルムが独特の存在感を放っている。
 他にも大迫力の鬼すべり台(舎人いきいき公園)や区内最長のすべり台(新田さくら公園)など、ユニークな遊具がある。
(詳細は区HP→まちづくり・住宅→みどり・公園)
◆健康になれる公園
 運動が体にいいとわかってはいても、億劫でなかなかその気になれない――。散歩ついでに行った公園で、手軽にストレッチや筋トレができれば、気持ちもよくて一石二鳥。
 健康器具のある公園が、区内には9カ所ある。背伸ばしベンチや足つぼウォークなど、家にはないさまざまな器具が自由に使える。人目が気になって恥ずかしいという人は、友だちを誘って行くとよさそうだ。
 また、主に高齢者を対象に、指導員のアドバイスを受けながら気軽に体力づくりができる「パークで筋トレ」も、区内20カ所以上で開催されている。申込み不要で無料。詳しくは区スポーツ振興課振興係 TEL3880・5826まで。(詳細は区HP→福祉・健康→ 健康→健康づくり→パークで筋トレ)
◆四季折々の憩い
 大人向けの公園の代表格と言えば、柳原千草園(柳原1‐21‐26/東武線「牛田駅」・京成線「京成関屋駅」より徒歩10分)。季節ごとの花が咲く木々や植物が溢れる園内には、あずまや、蓮池、遊歩道、涼やかな小川などが配されていて、公園というより庭園の風情。自然を楽しみながらゆったりと散策するのに最適だ。
 隣接して遊具広場(滑り台、幼児用ブランコ、砂場)もあるので、子連れで憩いのひと時を過ごすこともできる。

写真上/タコ星人ロケットに生まれ変わった新西新井公園のタコすべり台
下/タコ星人ロケットに生まれ変わった新西新井公園のタコすべり台