足立朝日

東京電機大学JKK東京の住戸リノベーションを企画・設計 興野町

掲載:2019年6月5日号
 東京電機大学と東京都住宅供給公社(JKK東京)がこのほど手を組んで、西新井本町4-16にある興野町住宅の住戸リノベーション(改装作業)を行うことになった。
 空家4戸分を学生ならではの発想で、若年・子育て世帯向けに設計し改装するもので、同大学にとっては初の都住宅供給公社との連携になる。また、都公社にとっても大学との連携は初めて。
 興野町住宅は、1958年(昭和33年)に建設されたが、今回7棟200戸の建替えを行うとともに、20棟560戸については、建物の長寿命化を行う計画。間取りはすべて2K。
 連携・協力するのは、東京電機大学の建築・都市空間研究室(未来科学部建築学科 積田洋教授)で、空家4戸を対象にまず設計に入る。4戸のうち2戸については、隣接する2戸を1つの住戸として子育て世代向けに改修する予定。
 今年10月に設計を完了し、来年3月から工事発注、9月に完了する。

写真/東京電機大が改修に協力することになった興野町住宅