渕江中学校(井原武彦校長)が創立60周年を迎え、11月23日(土・祝)、記念式典が同校体育館で、祝賀会が台東区の総合宴会場オーラムで開かれた。
記念式典には来賓ら関係者160人だけでなく、全校生徒538人も出席。学校の周年行事では、生徒と関係者の式典を別々に行うことが多いが、同校では「生徒たちと祝いたい。生徒たちの姿を見てもらいたい」との思いから、この形になった。
井原校長は式辞で生徒に向けてメッセージを述べた。60年を還暦とする中国の故事を紹介した上で、「ここから第2ステージ。新たな時代に入っていく。皆さんが生き抜いていくのは、未来の予測困難な時代だが、恐れる必要はない。今学んでいることが支えになる」とエールを贈った。
次に西村真海実行委員長が挨拶で、少子化の中にあっても大規模校を維持している誇りを述べ、来賓を代表して近藤やよい区長、議長代理の新井ひでお議員の祝辞と続いた。
校歌斉唱になると、主役は生徒たちに移った。上半身を前後に倒す独特のスタイルで、全校が一致団結した力強い歌声で祝福。閉式後のアトラクションでは、3年生有志が文化祭で上演したミュージカル「アラジン」のダイジェスト版を披露し、見事なステージで出席者を魅了した。最後は全校生徒で「絆」を歌い、式典を締めくくった。
来賓の入退場に吹奏楽部の演奏が花を添えるなど、まさに生徒とともに祝う記念すべき周年となった。
写真上/生徒に向け式辞を述べる井原校長=体育館で
下/3年生有志がミュージカル「アラジン」を披露

井原校長は式辞で生徒に向けてメッセージを述べた。60年を還暦とする中国の故事を紹介した上で、「ここから第2ステージ。新たな時代に入っていく。皆さんが生き抜いていくのは、未来の予測困難な時代だが、恐れる必要はない。今学んでいることが支えになる」とエールを贈った。
次に西村真海実行委員長が挨拶で、少子化の中にあっても大規模校を維持している誇りを述べ、来賓を代表して近藤やよい区長、議長代理の新井ひでお議員の祝辞と続いた。

来賓の入退場に吹奏楽部の演奏が花を添えるなど、まさに生徒とともに祝う記念すべき周年となった。
写真上/生徒に向け式辞を述べる井原校長=体育館で
下/3年生有志がミュージカル「アラジン」を披露