足立朝日

PTA広報紙コンクール 「最優秀賞」は竹の塚小と第九中

掲載:2020年4月5日号
 令和元年度足立区立小・中学校PTA連合会主催「広報紙コンクール」の審査会が2月20日(木)に区庁舎で行われ、厳正なる審査の結果「竹の塚小学校」と「第九中学校」が最優秀賞を受賞した。小学校は第31回・応募数50校、中学校は第27回・応募数31校。
 本来であれば、3月5日(木)に庁舎ホールで授賞式が行われる予定であったが、新型コロナウイルス感染防止のため、今回は残念ながら中止となった。
 以下、各受賞PTA。
【小学校】▼「最優秀賞」竹の塚▼「優秀賞」千寿双葉、西新井第一、弥生、千寿本町、綾瀬、足立▼「奨励賞」西新井、加平、梅島第二、花保、亀田、宮城▼「特別賞」まとまりが良いで賞=長門、見やすいで賞=中島根、取材がんばったで賞=舎人、アイディア賞=皿沼、レイアウト賞=東加平
【中学校】▼「最優秀賞」第九▼「優秀賞」第十、西新井、新田学園、千寿桜堤▼「奨励賞」千寿青葉、谷中、加賀▼「特別賞」運動会フォトジェニック賞=淵江、レイアウト賞=竹の塚、モノクロフォトギャラリー賞=第十三、PTA活動賞=六月
◆竹の塚小学校PTA(久保田耕平会長)
 部長2期目の山口由香さんのもと、1学年2名ずつ12名の委員たちが心をひとつに取り組んだ。
 子どもたちの楽しそうな様子が印象的な表紙、丁寧な取材と文章、アンケートなど、全体に見やすくバランスのいい充実した内容が評価された。
 5人が編集・デザインを、他の委員が取材・写真・記事を担当し、内容をグループLINEのノートで共有。子どもたちにも親しんでもらいたいと、竹小のキャラクター「たけりん」を随所に掲載して楽しい紙面を心がけながら制作した。
 各記事の内容が一目でわかる見出は、「取材しながら自然と考えるようになった」と取材担当の竹上真純さん。写真はスマホかデジカメだが、「みんながいい写真をいっぱい撮ってくれたので、選び甲斐があった」と編集担当の鈴木理沙さん。企画もみんなで和気あいあいと考えるなど、楽しく活動できたという。
 受賞の通知が来たのは偶然にも最終号の納品日。山口部長は「賞が取れると全く思っていなくて、自然にやっていたのが結果につながった」。1年間の活動を労う最高の締めくくりとなったようだ。
▽広報委員(敬称略)=原美穂、高濱朝子、加屋野枝理可、芳賀友紀子、平山暁子、人見奈津子、小金井恵梨、鈴木紀美江、浅野智香子、増田史子、竹上真純、鈴木理沙、山口由香(部長)
◆第九中学校PTA(河原淳会長)
 森田恵子さんを委員長に、30人の部員が1年間活動を共にした。今回の最優秀賞作品(2号紙)は、2年生の委員が主に担当。集合できる時間調整が難しく、メールを有効利用して作り上げた。紙面の顔である1面の割付に課題が残ったが、斬新な紙面活用と勢い・妥協のない企画等が高く評価された。2年間委員長を務めた小海川梨沙子さんが、最後の1年間はサポートに回り、広報活動を見守った。第九中ホームページにて、1号紙~3号紙を公開中。
 森田委員長は、委員経験がないまま1年生で広報委員長を務めることになり、広報についての知識を得ることからスタート。元気な森田委員長が、次のように楽しく語った。
 「心に残るのは、広報紙に愛称をつけたいと提案した時、30人の委員から沢山の案が上がったこと。どれにも深い意味があり、選びきれずに学校側に10もの候補を挙げてしまいました。その中の2つを繋げて『九中魂∞(むげんだい)』が生まれました。授賞式が中止になったことで、最優秀賞を受賞した実感が湧きませんが、素晴らしい功績を残すことができました。履歴書に書けますか?」

写真上/左から竹上さん、山口部長、鈴木さん
下/前列左から増元さん、渡邊さん、後列左から春山さん、長嵜さん、森田委員長、近藤さん、伊藤さん