足立朝日

シジュウカラが庭の木に営巣

掲載:2020年5月5日号
 北加平町に住むFKさん(72)から「庭のハナミズキの木に、巣箱を設置したらシジュウカラが営巣した。かわいいヒナの誕生が楽しみ」という手紙が届いた。その内容は――。
 趣味のバードウォッチングで公園を歩き回る毎日。我が家の庭にも鳥が来てほしいと思い、4年前、近くのお店で売られていた巣箱を見つけたので早速購入。秋に庭のハナミズキの木に架けてみた。3年前の春はなしのつぶて。 
 2年前からシジュウカラ(四十雀)がやって来て巣作りが始まった!
 その初めての年の巣立ちの時にカラスが襲来(?)巣立ったばかりのヒナたちは散りぢりになり、その後の行方はわからなかった。昨年の巣立ちはうってかわって何事もなく6羽が無事巣立つことができた。そして今年。4月に入ってから巣箱にコケや動物の毛を入れ込み巣作りが始まり、現在はメスが抱卵中のようでオスが巣箱の中にいるメスにエサを運び込んでいる。1日に何回かは巣箱に出入り。
 この後、親鳥が虫などを巣箱に頻繁に入れ始めた時点で初めてヒナの誕生が確認できるといった寸法! それまではひたすら巣箱を見つめる日々が続く。順調にいけば5月の下旬頃にヒナが巣立ちをしてくれるのではと期待している。
(編集長から)FKさん、次号ではかわいいヒナの写真を待ってますよ。

写真上/巣箱に動物の毛などを運び込むシジュウカラのメス
下/巣づくりでせっせと働くメス