「駅前の京成バス」 昭和39年3月。
昔のアルバムを見ていたらこの一枚が目に入った。ボンネット型の京成バスの行き先が、新小岩駅となっている。
どのような経路で走っていたのであろうか。早速、調査してみると足立区史に次のような記載があった。千住新橋を渡り、五反野南町を経て小菅の登記所前、伊藤谷本町を経て、綾瀬駅前に寄り、南下したらしい。とても複雑な道を通っているようだ。ご存知の方はご教示ください。
バス右側の建物はすべて取り払われて、現在タクシーやバスの待機所となっている。向い側の平井商店以外はすべてほかの店と変わり、日興證券ビルは建替工事が行われている。(文=太田畯三さん・日ノ出町26在住)
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(撮影・文=太田畯三さん・千住旭町在住)