足立朝日

高齢者の見守り活動を再開 梅田東町自治会が区内で最初に

掲載:2020年9月5日号
 「コロナ禍により、外出自粛が続いた今こそ高齢者の見守りが必要だ」という思いから、「梅田東町自治会見守会」が、このほどいち早く活動を再開し、街の人たちに喜ばれている。
 この活動は、まず7月1日(水)に午後3時から約1時間半行われた。梅田二丁目児童遊園を出発し、同自治会エリア(梅田二丁目、足立四丁目)を5班にわかれて、70歳以上の独居宅40世帯を訪問し、様子を伺った。
 参加したのは、自治会役員10人、地域包括支援センター職員、ふれあいポリス(西新井警察署地域課)、区職員の13人。
 通常の訪問時には、絆創膏などの物品を配付するが、今回は、感染症対策の一環として自治会が手配したマスクも5枚ずつ一緒に配付。 
 この見守り活動は区の「わがまちの孤立ゼロプロジェクト」の一つで、区内91団体が登録し様々な活動を展開している。そのうち、2団体が定期的に高齢者の巡回パトロールを実施、「見守会」はそのうちの一自治会。昨年12月に結成され、同月の1回目の見守り活動後、3月は中止、6月は延期となり、今回の見守り活動は12月以来となった。