堀切横断跨線人道橋
(千住曙町34番地)
橋長 36.2m
架設 昭和43年(1968年)
構造 単純鋼I桁橋
―千住曙町、山田剛彦さんの手紙―
我が家の近くに東武線の堀切橋という小さな駅がある。駅前に荒川の隅田水門と隅田川を結ぶ蜥蜴の切られたしっぽのような短い旧綾瀬川がある。駅前には「堀切横断跨線人道橋」なる東武線をまたぐ橋と、川を渡る橋が一体化した橋がある。浅草行の電車に乗るには、この橋の50段以上の階段の昇り降りがあり、息切れして乗り遅れることがある厄介な橋なのです。
―大淵澄夫の現地探訪記―
荒川放水路の工事事務所は堀切にあったという。7つの橋がこの地に集中している。駅、水門、運河そして橋があるこの地はレトロなモダニズム的な表情を放つ。堤内の上下カーブの道路にも微妙な味が漂う。私は一人勝手に夭逝の画家・松本竣介好みのスポットと称し気に入っている。
イラスト・大淵澄夫
(千住曙町34番地)
橋長 36.2m
架設 昭和43年(1968年)
構造 単純鋼I桁橋
―千住曙町、山田剛彦さんの手紙―
我が家の近くに東武線の堀切橋という小さな駅がある。駅前に荒川の隅田水門と隅田川を結ぶ蜥蜴の切られたしっぽのような短い旧綾瀬川がある。駅前には「堀切横断跨線人道橋」なる東武線をまたぐ橋と、川を渡る橋が一体化した橋がある。浅草行の電車に乗るには、この橋の50段以上の階段の昇り降りがあり、息切れして乗り遅れることがある厄介な橋なのです。
―大淵澄夫の現地探訪記―
荒川放水路の工事事務所は堀切にあったという。7つの橋がこの地に集中している。駅、水門、運河そして橋があるこの地はレトロなモダニズム的な表情を放つ。堤内の上下カーブの道路にも微妙な味が漂う。私は一人勝手に夭逝の画家・松本竣介好みのスポットと称し気に入っている。
イラスト・大淵澄夫