足立朝日

「はやぶさ2 凱旋講演会」 ギャラクシティで

掲載:2020年11月5日号
 2014年12月3日午後1時22分04秒、小惑星探査機「はやぶさ2」が、小惑星「リュウグウ」を目指して種子島宇宙センターから打ち上げられた――。それから6年を経たこの12月6日、長旅を終えた「はやぶさ2」が地球に凱旋する。
 太陽系天体探査技術を向上させる重要な目的を持った「はやぶさ2」は、新しい技術を使って「リュウグウ」表面に人工的なクレーターを作り、地下のサンプルを持ち帰るミッションに挑戦。今から約46億年前の水や、有機物が今でも残されていると考えられている「リュウグウ」から採取した貴重なサンプルの分析により、太陽系の誕生と生命誕生の秘密が解き明かされようとしている。
 これらの壮大な夢とロマンを求めて、ギャラクシティでは「祝・はやぶさ2 凱旋講演会」を開く。講師は、はやぶさ2ミッションマネジャーの吉川真氏(JAXA宇宙科学研究所准教授・理学博士)。
 同講演会には「HAYABUSA」シリーズの映像監督・上坂浩光氏も聞き手として登場する。
 古代から宇宙に魅せられてきた人類の疑問が、一つひとつ解明されるワクワクドキドキの瞬間を、ぜひギャラクシティで。
【日時】12月12日(土)午後6時~7時【場所】まるちたいけんドーム(プラネタリウム)【対象】小学生以上(小・中学生は保護者同伴)【定員】80名、車椅子1席【料金】無料【申込】11月14日(土)より受付開始TEL5242・8161/1階図書受付カウンター
 なお同ドームでは講演に合わせ、通常投影番組として「HAYABUSA2 ~REBORN」を開始。さらに「HAYABUSA -Back To The Earth-」も期間限定で公開。両番組通常料金。詳細はホームページにて。

写真/はやぶさ2凱旋(C)HAYABUSA2~REBORN製作委員会