足立朝日

太神楽の鏡味さん 次々と公演

掲載:2021年3月5日号
 国際基督教大学を卒業し、英語・フランス語堪能、足立区在住の太神楽師・鏡味味千代さんが、このコロナ禍でも負けずに活躍中だ。
 太神楽とは、江戸時代末期から寄席芸能として大衆に愛された総合演芸で、神楽のひとつ。「回せる物は何でも回します!」と鏡味さんが言うように「傘回し」は代表的な曲芸。悪魔祓いをして人々の健康と幸せを祈願する「獅子舞」などもあり、多種多様だ。
 近々、鏡味さんの太神楽を見ることができるのは次のとおり。
★「續・双蝶々曲輪奇鏡開」
 鏡味さんと北見翼さん、美形の2人が織り成す心躍るパフォーマンス。
【日時】3月6日(土)午後6時
【場所】お江戸日本橋亭
【料金】3000円
【チケット】TEL080・6629・3893(北見)
★「東京タワー笑楽座」
 文化庁の日本文化海外発信事業の一環で、太神楽・紙切り・和妻・音曲を披露。
【日時】3月20日(土・祝)午後6時・7時
【場所】東京タワーメインデッキ1階Club333
【料金】入場無料(メインデッキまでの展望料金のみ)
★「落語&太神楽」 
 東京にあるパリのビストロで食事をしながら、フランス人落語家・シリルさんと鏡味さんのステージを楽しめる。
【日時】3月27日(土)午後7時30分・9時
【場所】プチ・トノー(虎ノ門)
【料金】ステージ無料(食事有料)
★「大江戸寄席と花街のおどり」
 前半は落語、太神楽、和太鼓で寄席の雰囲気を。 後半は花街の芸者衆の踊りと幇間芸を楽しめる。
【日時】3月28日(日)午後3時30分
【場所】明治座
【料金】S席5000円、A席4000円
【チケット】TEL3666・6666(記事掲載時売切れの可能性あり)