足立朝日

途中下車して銭湯へ行こう JR北千住駅にポスター登場

掲載:2021年3月5日号
 JR北千住駅のホームに、2月6日(土)の「風呂の日」から千住の銭湯のポスターが登場、乗客に癒しを提供している。
 区観光交流協会による千住地域等の観光PRポスターの第2弾で、同駅の協力を得てホーム内6カ所に掲示されている。
 ポスターの写真は2種で、サラリーマン風の若者が、古風な銭湯に駆け込む姿、もう一方は富士山画を背に湯にゆったり浸かっている姿で、それぞれに「Let’s sento! @SENJU」の文字。1枚目ではやや厳しい顔つきだが、湯船では至福の表情を浮かべていて、千住の銭湯で疲れを癒すストーリーになっている。
 撮影場所は北千住駅東口から徒歩1分の場所にある梅の湯。昭和2年創業で、街並みに溶け込むように佇む立派な宮造りの建物の外観は、建築当時のまま。入り口で出迎えてくれる鯉のタイルは、内部をリフォームした際に靴箱の裏から現れたものだそうだ。
 千住地域の銭湯は8軒。どの店もそれぞれ個性があり、大きい湯船はよく温まるだけでなく心身の疲れも取れやすい。ボディソープやシャンプー、タオルもあるので手ぶらでもOK。帰宅途中に寄ってリフレッシュしてみては。
【メモ】梅の湯=千住旭町41-11、TEL3881・6310、営業時間=午後4時~11時半(土日祝は午後11時まで)、不定休(主に日曜休)

写真上下/JR北千住駅ホーム(松戸寄り)の銭湯ポスター。銭湯に入る前と後の表情の違いに注目