足立朝日

足立区の 刑法犯件数 2年連続で 戦後最少を更新!

掲載:2021年3月5日号
 足立区の発表によると、令和2年の足立区の刑法犯件数は、戦後最少であった昨年(4764件)からさらに2割減の3693件になった。これまで最多だった平成13年(2001年)から刑法犯認知件数は8割減を達成した。
 令和2年度世論調査によると、「治安が良いと思う」と感じる区民は61・6%になった。体感治安の向上とともに「区に誇りを持っている」とした区民の割合は調査を開始した34・8%(平成21年)から53・4%に大幅アップ。
 この結果について区は、「警察と連携し、コロナ禍における非対面・非接触型の防犯活動として、人感センサー付き音声ポップを利用した『鍵掛による自転車盗難防止』や『ATMでの特殊詐欺防止』の注意喚起を行うなどの努力が原因の一つ」と分析。
 平成13年に刑法犯認知件数1万6843件でピークとなった足立区では、同20年から都内ワーストからの脱却を目指し「ビューティフル・ウィンドウズ運動」を開始し、様々な取り組みを区民や警察などと一体となって展開してきた。
【問合せ】TEL3880・5491危機管理部犯罪抑止担当課