足立朝日

　足立学園出身の高橋和樹さんが、ボッチャでパラリンピック出場を決めた。
　高橋さんは高２の時に柔道の試合で頸椎を損傷、鎖骨から下が麻痺。大学卒業後、障害者のための自立生活センターで働く中、東京五輪決定を機に重度障害者でも唯一世界を目指せるボッチャを始めた。競技２年で世界選手権日本人初の準優勝、前回リオ大会に出場したが、涙を飲んだ。
　競技クラスはＢＣ１～４ある中のＢＣ３。競技は勾配のある投球台（ランプ）を使い、選手がアシスタントに指示して投球する二人三脚で行う。
　試合は８月28日（土）から開始。

写真／母校で講演した高橋さん（２０１６年撮影）