足立朝日

あだちけいおんフェスタ ライオンズカップ2021 江北高校が優勝!

掲載:2021年9月5日号
 8月9日(月・休)、西新井文化ホールで、東京足立ライオンズクラブ(渡辺隆之会長)主催、足立朝日後援の「あだちけいおんフェスタ ライオンズカップ2021」が、無観客、LIVE配信で開催された。
 今年は、新型コロナウイルス感染拡大のため、6月初旬開催の中止を決めたが、「この苦しい状況の中でも各軽音クラブは頑張って練習している」との高橋秀樹実行委員長の判断で、しぶる都教委を説得し、今回の開催に漕ぎつけた。
 出場は、区内から足立新田、足立西、足立東、江北の都立4高校、近隣から都立上野(台東区)の計5バンドが競演。淵江(シングルバンド「ロンリー・ウルフ」)も参加予定だったが、当日体調不良のため欠場した。
 審査の結果、「そら泣き」を演奏した男女5人のバンド「Bullet For Balus」の江北高校が優勝。この曲は、ドラムの石井龍之介くん(3年)が作った詩を全員で作曲したオリジナル曲。このコロナ禍で失った日々を「青春」と呼べるものに変えられるのは、自分自身なのだ、という叫びが評価された。
 自ら作詞作曲した「ホットケーキ」で勝負したギター&ボーカルの鬼澤茉白さんの一人バンド「mashiro」の足立東高が準優勝。
 特別賞は、区長賞に「サモゲタン」の足立西、区教委賞に「零」の足立新田がそれぞれ受賞。また、「サモゲタン」が10月9日(土)に西新井文化ホールで行われる「メガトン ロック フェスト」のオープニングを飾る。
 8回目の大会となった今年も、ゲストに足立新田OBバンド「Griev fib」がライブ。司会は、今年も芸人の木曽さんちゅう氏が務めた。
 足立中央ライオンズクラブの橋本初雄審査委員長、NAONのYAONプロデューサーの加藤宗弘氏ら6人の審査委員は「江北は青春を謳う詩と曲ともに良かった」「ハイレベルの拮抗した闘いだった」「オリジナル曲はやはり特別」などと講評し、健闘を讃えた。

写真上/優勝を喜ぶ江北高校の面々。後列左は顧問の八島教諭=西新井文化ホールで
中/惜しくも準優勝となった足立東高「mashiro」の鬼澤さん=同
下/無観客、LIV配信を頑張った参加者一同=同