足立朝日

TASKものづくりアワード 区内2製品が受賞

掲載:2022年2月5日号
 1月19日(水)、葛飾区青戸にある城東地域中小企業振興センターで「東京TASKものづくりアワード2021」の表彰式が行われた。今年度は30製品の中から大賞1点、優秀賞2点、奨励賞4点、特別賞1点の計8点が選ばれ、足立区企業からは2製品が受賞した。
 優秀賞に選ばれた「ザオー工業㈱」(鈴木国博代表、関原2-11-26)の「ザオーブロック」は、端材を無駄にしないという考えから誕生した製品。アルミ素材の組み立て式ブロックになっていて、玩具や日用雑貨品などが出来上がる。
 奨励賞に選ばれた「なおき工房」(堀田直樹代表、江北3-23-21)の「アニマルマスクカバー」は、親子で楽しく、手軽に作ることが出来るペーパークラフト。コロナ対策用マスクカバーとして、マスク嫌いの子どもの心を開くことが可能な製品。
 東京TASKは、台東区・荒川区・足立区・葛飾区の4区共同プロジェクトで、TASKとはT=Trying(挑戦する)、A=Approaching(市場や企業に働きかける)、S=Supporting(支援する)、K=Keeping(産業や伝統、技術を守る)の頭文字。
 ものづくりアワードは、多くの中小企業が集まる4区の熟練の技術や高度な技能を使い、暮らしを豊かに、より便利にする新しい生活雑貨や日用品などを競うコンテストだ。
 各製品の詳細は東京TASKのホームページを参照。




写真上/(左から)なおき工房の堀田代表、ザオー工業の岩井一輝さん、鈴木代表=城東地域中小企業振興センターで
中/アニマルマスクカバー
下/ザオーブロック