足立朝日

スマホで確定申告を 中学生3人が一日税務署長 女子プロレス選手はe-Tax体験 足立税務署

掲載:2022年2月5日号
 昨年12月22日(水)、足立税務署で「中学生の『税についての作文』」の受賞生徒が「一日税務署長」に就任した。
 一日税務署長を務めたのは、東京国税局長賞を受賞した青松凛子さん(栗島中・3年)、足立税務署長賞を受賞した湯本真昊さん(蒲原中・3年)、草野由梨枝さん(第一中・1年)。
 山田晃央足立税務署長から委嘱状が交付された3人は、一日税務署長として、模擬電子決裁や署内視察、スマホ申告の作成を体験。また、職員に対し、「確定申告を予定されている方へは、e‐Taxでの申告をお願いしてください」と署長訓示を述べた。
 大役を終えた後、「スマホ申告は、思っていたよりも簡単だった」、「受賞できたことを、おじいちゃんおばあちゃんがとても喜んでくれてうれしい」、「両親と初めて税金についての会話をした」と、笑顔で話した。
 また、1月19日(水)には、「PURE―J女子プロレス」(中川3-14-9)の久令愛選手が、「PURE―J道場 亀アリーナ」で、スマホを使った確定申告を体験し、リングの上からその手軽さをPRした。
 国税庁ホームページの「確定申告書等作成コーナー」からできるが、今年1月から、給与所得の源泉徴収票をスマホのカメラで写真撮影すると、その内容が自動入力されるなど、さらに便利になっている。
 久令愛選手は、「思ってたよりも簡単に操作ができた。若い人たちにとって身近なスマホを使って、確定申告書が作成できるのは良いですね。練習や試合でなかなか時間が取れない私たちにとっては、いつでもどこでも利用できるのもうれしい」と話した。
 足立税務署の山田署長は、「e‐Taxによる確定申告は、密を避けておうちで申告できます。コロナ禍においても非常に有効な手段なので、便利さを肌で感じて欲しい」と呼びかけた。

写真上/一日署長を務めた3人=足立税務署で
下/久令愛選手がスマホで確定申告を体験=PURE―J道場 亀アリーナで