足立朝日

　西新井消防署（中川秀夫署長）は、１月18日（火）、火災現場で火災を発見し初期消火した土屋正美さん、１１９番通報した秋元道子さんに消防署長感謝状を贈呈した。
　この火事は、12月18日（土）午後10時56分頃、江北１-10のアパートで発生。火災警報器の鳴動音に、帰宅途中だった土屋正美さんが気付いた。
　土屋さんが、現場に行くと、室内に白煙が充満していた。土屋さんは、燃えていた布団などを玄関先まで運び出し、洗面器に汲んだ水道水を掛けて消火。
　また、近所に住む秋元道子さんも、自宅で火災警報器の鳴動音に気付き現場で白煙を確認、自身の携帯電話で１１９番通報。
　火事は、土屋さんらの協力により、部屋の一部を焼いただけで済んだ。
　土屋さんは「無我夢中でしたが、素早く消火ができ、延焼が広がらず安心しました」、秋元さんは「いざという時のために、日頃からの訓練が大事だと改めて思いました」と語った。

写真／表彰を受けた土屋さん（右）。左は中川署長＝自宅前で