足立朝日

区へ車両寄付 足立成和を含む都内4信金から

掲載:2022年3月5日号
 足立成和(土屋武司理事長)、亀有(矢澤孝太郎理事長)、小松川(髙橋桂治理事長)、東榮(北澤良且理事長)の4信金からなる「シグマバンクグループ」は、グループ発足20周年記念と地域貢献活動の一環として、足立、江戸川、葛飾、三郷、八潮の5自治体へ車両の寄贈を行った。
 2月15日(火)、足立区役所を訪れた足立成和信金の土屋理事長と亀有信金の矢澤理事長は、近藤やよい区長へ軽ワゴン車1台を直接寄贈。車両は、同グループの地域貢献カード「シグマJCBカード」の取扱事務手数料とシグマ協賛金を財源に購入されたもの。
 シグマグループは過去にも3回、福祉車両を区社会福祉協議会へ寄贈していて、4回目となる。今回の車両は、区障がい福祉センター「あしすと」で人員と物品輸送用として活用される。
 「現在区では、水害時に寝たきりで、一人暮らしで避難したくても助けてくれる人がいない人向けに個別避難計画を策定している。ご自身は専用の福祉バスで移送されるが、その人の荷物を運ぶ時などに今回寄贈いただいた車両を使わせていただきたい」と近藤区長。
 土屋理事長は「区内のお困りごとの方々にご使用いただくことは、地域貢献を目指す信用金庫として大変ありがたいです。今後も地域密着の活動をしていきたい」と話した。

写真/寄贈される車両の前で左から矢澤亀有信金理事長、土屋足立成和信金理事長、近藤区長=区役所で