足立朝日

足立区出身 スノーボード飛田流輝選手 北京五輪で果敢に挑戦

掲載:2022年3月5日号
 2月4日(金)~20日(日)に開催された北京五輪。空に舞うスノーボードやスキーの大技に、多くの人たちが喝采を送った。
 日本代表として出場していた足立区出身の飛田流輝選手(22/日体大4年・㈱ウィルレイズ所属)は、結果は出せなかったが初めての五輪に果敢に挑戦した。
 飛田選手はスノーボード男子のスロープスタイルとビッグエアの2種目に出場。どちらの競技も3回滑って得点の高い2本の合計点で競う。
 6日(日)のスロープスタイル予選は、得点を伸ばせず決勝進出ならず。また、14日(月)のビッグエア予選では、1回目、2回目ともに着地で転倒、3回目で勝負を賭けた横4回転半に挑んだが転倒、上位12人に入れず予選敗退が決まった。
 残念な結果ではあったが、試合後のインタビューで「次につなげたい」と、どの選手よりも明るく前向きに語っていた飛田選手。今後の活躍に期待したい。
 飛田選手は、昨年3月の世界選手権(米コロラド州アスペン)では、ビッグエアで4位入賞、スロープスタイルでは9位を獲得している。

写真/飛田選手=写真提供・日刊スポーツ新聞社