撮影/東京電機大学
工学部3年 安島優人 (24)
1月6日(木)、数年ぶりに東京に大雪が降った。千住もすっかり雪化粧し、私は大学前で一通り雪遊びをした後、カメラを手に街を散策してみることにした。
いつも見る風景が雪のコーティングで大きく様相を変え、テンションが上がっていた私は、普段は入らないような小路へと足を踏み入れていた。奥の方で男が二人、雪かきをしていたが、辺りは静かだった。
その静けさの中で、雪に刻まれた足跡は何もないアスファルトからは絶対に聞こえない足音をレコードのように録音し、音を放っているように感じた。
(写真提供=東京電機大学写真部)
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